Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

決断疲れ

こんにちは!

 

2月は一切更新できず、アクセスも減っていたのですが、更新率を上げたら一気にアクセス数が増えました。読んでくれている方々、ありがとうございます。

周りにも読んでくれてる人たちが何人かいて、コメントがすごく励みになっています。

 

さて!今日は決断について書こうかなと思います。よく、人は1日の中で何度も決断をする、とか、スティーブジョブスは小さな決断で消耗する体力を最小限にするために同じ服を毎日着た、とか聞いたことがある人も多いかと思います。

 

意思決定というのは、大きかれ小さかれ少しずつ人を疲れさせてくるものです。それを最近自分自身の生活の中で実感しています。

 

私は普段、大学の食堂や売店には滅多に行かず、自炊をしています。自炊といっても簡単なもので、オムライスや親子丼、うどん、カレー、パスタなど。あとは今学期はとんぺい焼きにハマったりもしました。日々、何を作るか、何を使ってどういう手順を踏むか考えて実行するのが好きです。

時間がない時には売店にも行きますが、そこでものんびり悩んで、サラダかピザかサンドイッチかスープかと色々なオプションを検討します。

 

それらの行為が、ここ1週間ほど、一切できなくなってしまったんです。

私は、2つ前の記事でも少し触れましたが、いま割と大きな決断をいくつかしなければいけない状況にいます。

 

ryooberlin.hatenablog.com

どれも簡単には答えが出なくて、なかなか人に相談もできないし、殆どずっとそのことについて考えている状態です。

 

そしたら、全く意識はしていなかったのに、日々の食事が同じになっていったんです。課題の量が多い日に料理ができないのはまだわかるのですが、売店に行っても、考える隙も与えずに、何かしらあるだろうと冷たいサンドイッチコーナーに一直線。

そこで目についた食べられそうなものを持ってすぐにお会計。大学のミールプランに含まれているのに、サイドも飲み物もつけずにその場を去ります。

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時間のある時でも、部屋で何か食べようか、と考え始めるとそれだけで疲れてしまう。スープを飲むだけなら、お湯を沸かして、飲んで、お皿洗うのにも大した時間はかからないし、勉強時間にも殆ど全く影響しないのに、体が拒否します。

 

なんでこんなに食事がワンパターンになってしまったのか、2つ前の記事に書いた時にはわからなかったのですが、これはどうやら意思決定疲れだ、と気がつきました。

今は、すぐには決められない、大きな選択をいくつも抱えていて、すでに疲れ切っているわけです。だから、それ以上に選択する脳のキャパがなくて、他のことはどんどんシンプルになっていったんですね。

 

私が大好きな本、メンタリストDaiGoさんの、超集中力という本にも、そのことが書かれていました。人は意思決定するのにウィルパワーというのを使うけど、そのウィルパワーは電池のように、使えば使うほど消耗していくという話です。今は身の回りのことにウィルパワーを使えない状態のようです。

 

では、どのようにしてウィルパワーを増やすか。今手元に本がないのではっきりとは、覚えていないのですが、睡眠は間違いなく入っていたと思います。…それも足りていません。

課題の量によって寝られていない状態。そういえばこの間、人に聞いた話だと、人間は睡眠不足の状態だと、何か危険なことがあってもぱっと身を守るために動けないため、普段は平気なことでも怖く感じたりするらしいです。寝不足のジェットコースターは普段より怖いということでしょうか。

 

少し話が逸れましたが、何とかしないといけないなと思っています。思っていてもなかなか行動に移せる余裕が今の生活にないんですよね。

抱えていた悩みは、一旦答えを出したものもあるので、少し楽になったかな?色々とグダグダ悩んでいた時にふとしいたけ占いを開いたら、今週の占いで、今決めなければいけないことはどっちを選んでも正解ですと書かれていて、びっくりするくらいスッキリしました。

とりあえず支えてくれる周りの人たちに上手く頼りつつ、まずは春休みまで切り抜けたいと思います。