2月の読書記録
1月の読書記録を更新したばかりですが、2月のも書きます!2月は新学期が始まったということで、普段は学期始めは新たなルーティーンに慣れるのに時間がかかってなかなか本が読めないのですが、今回はかなり読めて嬉しかったです!
1冊目!
大好きな江國香織さんです。空港内の、免税される本屋で見つけて買ってしまいました。短編集で、どのお話も恋愛や、ちょっとした日常の中の感情や気持ちの揺れ動く姿を描いています。江國香織さんの描く、人々の繊細な気持ちの動きがすごく好きです。
2冊目!
大学の日本語学科のオフィスで借りた本。東京とアムステルダムで同じ日、同じ時間に決断をしなければいけない状況に陥った2人の女性のお話が、交互に綴られています。この2人の関連性が読んでも全くわからなくて、そこはもう一度読んでみるべきかなと思っています。が、凄く引き込まれるお話で、読んでいて楽しかったです!
3冊目!
高校編を12月に読みましたが、やっと読みました大学編。同年代にしては落ち着いて自立していて、それでいてぶっ飛んでいる太郎のお話を追うのは凄く楽しかったです。元気がもらえます!
4冊目!
児童書です。今学期とっている、Philosophy in the Schoolsという教育の授業で、小学校に行き、この本をもとにフィクションとは何か、真実とは何か、についてディスカッションしました。テーマが難しくてきちんと理解できず、毎週書く小ペーパーも、この週はいまいちな成績でした。
でも本自体は、凄く面白かったです!英語でフィクションの本を読むのが久しぶりだったので、英語の読書も楽しいなと思いました。
5冊目!
去年も読みましたが、好きな本は?と聞かれたら一、二位に入る本です。描写が、文体が、主人公の心の変化が、とにかく素敵なんです。今学期とっている翻訳の授業で、好きなものの翻訳をしていいとのことで、この小説を選んだので、もう一度全て読み直しました。大好きな本だからこそ、こだわりもたくさんあって、翻訳は大変な作業ですが、それでも楽しいです。
6冊目!
小学校での哲学ディスカッション第二弾の本はこれでした。この本をもとに、自分らしい選択をするにはどうしたらいいのか、自分に誠実な生き方とはどういうものかについて話し合いました。小学生にこの哲学のトピックを説明するのにまず一苦労でした。でも、自分についても再考できる良い機会となったのは良かったです。ちなみにこの本、なかなか面白くて引き込まれます。
7冊目!
今年、私が江國香織作品を読まない月はあるのでしょうか。というくらい読んでる江國さんのお話。神様のボート、私は大好きでした!!過去の恋愛に囚われ、引越しを繰り返す母と、それに振り回されながらも成長する娘の二つの視点で物語が紡がれていきます。引越しがテーマなところが共感できたのと、娘の強さや成長に心を動かされる作品でした。
8冊目!
大学の日本語学科で見つけた本。歴史小説家の池波正太郎のエッセイ。時代は少し古いですが、それも面白さの一つのエッセンスかもしれません。自分の生き方を見直したくなるようなエッセイでした。
以上です!
ちなみに3月は、なかなか忙しくて本が読めていません。でもあと2週間すれば春休みなので、休みを利用していっぱい読みたいです。
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