Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

1月の読書記録ー2

こんにちは!というわけで1月の読書記録、後半書いていきます。もう3月なので、2月の読書記録も早めに書きます。

 

15冊目!

がらくた (新潮文庫)

がらくた (新潮文庫)

 

柊子とミミの2人の女性の視点で綴られる物語。私には理解できない恋愛観も含めて、江國さんの作品ってなんでこんなに引き込まれるんでしょうね。江國香織作品が大好きです。

 

16冊目!

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

 

タイトルを見て、また奇想天外な小説なのかと思っていたら、なんとびっくり、雨という名前の飼い犬との日々を綴った平和なエッセイでした。でも、なんかほっこりする江國香織さんの生活を覗き見したような気分にさせてくれる本でした。

 

17冊目!

またたび (新潮文庫)

またたび (新潮文庫)

 

さくらももこ編集の雑誌、富士山の企画として行われた様々な旅の様子をまとめた本です。それぞれ行く場所も、描写も、文体もすごく素敵でした。

 

18冊目!

キッチン・ブルー (新潮文庫)

キッチン・ブルー (新潮文庫)

 

一年くらい前に読んで、再読した本です。食事に対し、様々な悩みを抱える人たちをテーマにした短編集。世の中には色んな人がいるんだなということを実感させられます。

 

19冊目!

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

 

一年半くらい前に母から送られてきたこの本。モンゴメリの赤毛のアンが好きな人にはぜひぜひ読んでもらいたい小説です。私は赤毛のアンが好きすぎて小学生の時にプリンスエドワード島に短期留学してしまったくらいなので、もうこの小説にめちゃくちゃ引き込まれました。読むのは2度目でしたが、変わらず大好きです。

 

20冊目!

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: 文庫
 

私が江國香織作品に出会ったきっかけの本。実はタイトルから自己啓発本と勘違いし、なんとなく読んだらぶっ飛んだ小説だった、というのが最初の出会いでした。短いスパンで再度読みましたが、どのキャラクターも強烈で、個性的で、それでいて共感できる部分を持っていて、、、大好きです。

 

21冊目!

反社会学講座 (ちくま文庫)

反社会学講座 (ちくま文庫)

 

これも読むのは2回目です。が、めちゃくちゃ面白い!!公共の場では読まないことをおすすめします。笑

すごく説得力のある文章で、特に社会学とか統計学に興味のある人はぜひ一度読むべきだと思います。

 

22冊目!

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)

 

ドラマにもなったこの本、台湾人の友達にドラマの方を勧められ、とりあえず原作を読んでみました。タイトルから推測していた以上に深い内容で面白かったです。日本の労働環境、色々と考えさせられますね、、

ちなみに1月は日本にいたのですが、本屋に行くと際限なく買ってしまうのでずっと我慢していました。なので再読ばかりだったのですが、一度だけ本屋に行って文庫本を爆買いし、この本はその一冊目です。

 

23冊目!

誰かが足りない (双葉文庫)

誰かが足りない (双葉文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2014/10/16
  • メディア: 文庫
 

とうとう、宮下奈都さんの作品は、エッセイ一冊を除いて読了してしまいました。悲しい、、本当に大好きな作家さんなんです。

誰かが足りない、はとあるレストランと、そこに居合わせた人たちそれぞれの物語です。構成が絶妙で、最後まで目が離せない作品でした。大好きな作家さんがいるってすごく幸せです。

 

24冊目!

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2001/09/20
  • メディア: 文庫
 

題名に惹かれて買ってしまったこの本。凄く良かったです。帰国子女という主人公との共通点があったのも大きかったけど、胸が痛くなるような、ドキドキするお話でした。この本、江國さんが女性側の視点を描いたRossoを書き、別の作家さんが男性視点のBluを書いてるんですよね。Bluも読みたいのですが、どこの本屋でも見つからず、読めていません。

 

25冊目!

総選挙ホテル (角川文庫)

総選挙ホテル (角川文庫)

  • 作者:桂 望実
  • 発売日: 2019/11/21
  • メディア: 文庫
 

本屋で、題名に惹かれました。さらっと読める本で、それでいて登場人物たちの個性や成長が面白かったです。現実味のある感じが好きでした。

 

26冊目!

Third Culture Kids 3rd Edition: Growing up among worlds
 

この本は、語り出したら止まらなくなりそうですが、今後ずっと共に生きていきたいと思わせてくれるような本でした。バイブルと言っても過言ではありません。TCKとして、帰国子女として、自分のアイデンティティや生き方を丸ごと肯定してくれて、後押ししてくれるような本でした。著者に会ってみたいな、、ウェブサイトを見つけたのでメッセージを送ってみたいと思います。ちなみにこの本もウィンタータームの一環です。

 

27冊目!

なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫)

なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫)

 

こちらも江國香織さん。主人公は本が大好きで、それだけでも共感ポイントが沢山でした。登場人物は相変わらずぶっ飛んでいるけど、江國ワールドに浸らせてくれる作品たちが本当に大好きです。江國香織さんの本は、まだまだ読んでいないのが沢山あって嬉しいです。

 

28冊目!

幸福な食卓 (講談社文庫)

幸福な食卓 (講談社文庫)

 

本屋でふと手にとった本。父親を辞める宣言をした父、家を出て一人暮らしをしながら家事をしに帰ってくる母、成績優秀として期待された兄、少し不思議な家族の形の中で成長する少女の物語。題名と中身が必ずしも一致していない気もしたけど、その矛盾がまた良さなのかなと思ったり。素敵な作品でした!

 

以上です。1月は沢山読みました。でも闇雲に読んだというよりは、今自分が欲しているテーマ、就活、やアイデンティティ、海外生活、等の本が多かったなと思います。そして大好きな江國香織さんと宮下奈都さんの本を読みまくりました。

わたしの大学の図書館にも江國香織が沢山置いてあることを最近知ったので、あと3週間頑張って春休みになったら沢山読みたいと思います。

 

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