Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

1月の読書記録ー1

こんにちは!

 

今年は更新率を上げると決めていたのに、大学に戻ってきてから全く書けていませんでした。新学期が2月の頭に始まり、スケジュールがなかなか落ち着かなかったり、ハプニングも色々とあってブログに向き合う時間も余裕もなく、、

やっとスケジュールは安定してきたのですが、すでに中間試験の足音が聞こえてきました。でもできるだけ更新したいと思います。

 

というわけで毎月恒例の読書記録!ブログを始めて一年経って、一周まわった読書記録です。1月は28冊読んだので、二回に分けて更新します。今回は前半です。

 

1冊目!

([み]3-1)メロディ・フェア (ポプラ文庫 日本文学)

([み]3-1)メロディ・フェア (ポプラ文庫 日本文学)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2013/04/03
  • メディア: 文庫
 

新年1冊目は大好きな宮下奈都さんの作品です。地元に戻って化粧品カウンターで働き始めた女性のお話。私は個人的にあまりメイクをしないのですが、読んでいたら憧れが、、。そして宮下奈都さんの文体がとにかく大好きです。

 

2冊目!

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

小学生の頃から大好きなさくらももこさんのエッセイ。小5、6の担任の先生がいくつか持っていて読んでたのを覚えています。ブックオフで見つけて買ってみたのですが、本当に踊るような生き生きとした文章で大好きです。

 

3冊目!

Presents (双葉文庫)

Presents (双葉文庫)

  • 作者:角田光代
  • 発売日: 2018/08/24
  • メディア: Kindle版
 

この本は、中学生の頃にハマった本で、実家で発見して思わず再度開いてしまいました。短編集なのですが、どのお話もプレゼントをテーマにしていて、心が温かくなるお話です。こうして見ると、中学生の頃から角田光代さんも好きだったなと思います。

 

4冊目!

江國 香織とっておき作品集

江國 香織とっておき作品集

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2001/08/01
  • メディア: 単行本
 

去年からハマりにハマっている江國香織さん。この本には、江國香織さんの処女小説「409ラドクリフ」などが集約されています。江國香織さん自身の留学体験をもとに書かれたこのお話はかなり強烈で、すごく読むのが楽しかったです。他の作品も素敵でした。

 

5冊目!

ウィンタータームのプロジェクトの一環として読んだ本。自分のアイデンティティを見つめ、自分自身のあり方を考えるのにすごく良い本でした。各チャプターの終わりにアクティビティもついてくるので、帰国子女、TCKやその家族が読むのに凄く良いなと思いました。

 

6冊目!

ほんのちょっと当事者

ほんのちょっと当事者

  • 作者:青山ゆみこ
  • 発売日: 2019/11/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

この本は、著者が自分の経験をもとに、ニュースの中の世界を少し自分ごとに落とし込んでくれる、そんな本です。正直言って読んでると、ほんのちょっとではなくものすごく当事者じゃない?と思ってしまうのですが、色んなハプニングとの向き合い方が素敵です。

 

7冊目!

ニューヨーク日本人教育事情 (岩波新書)

ニューヨーク日本人教育事情 (岩波新書)

  • 作者:岡田 光世
  • 発売日: 1993/08/20
  • メディア: 新書
 

この本は、中学生の時に初めて読んで以来、ほとんど毎年のように読み返しています。著者が自身のニューヨーク滞在や補修校教師だった経験をもとに、ニューヨーク在住邦人の教育を現地校、日本人学校、補修校、塾、の四つの観点から分析したものです。海外在留邦人や海外子女教育に興味のある私にとってはドンピシャな本で、何回も読んでしまいます。今回は、アメリカの教育事情を前より知った上で読めたので、また新たに発見がありました。

 

8冊目!

この本は父から勧められて読んだのですが、凄く良かったです。少し古い情報もありますが、海外在住日本人がすべきことや待つべき心構えについて書いてあります。いま留学中の方、海外在住の方、一読の価値ありです。

 

9冊目!

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

  • 作者:前田 裕二
  • 発売日: 2018/12/24
  • メディア: 単行本
 

この本は、夏に参加したインターンシッププログラムの仲間が、サイン入りの本を著者から買って手売りするというのをやっていて、買いました。なのでサイン入りです。就活に役立つ自己分析のことがたくさん書いてあったのがよかったです!

 

10冊目!

愛用5年目のほぼ日手帳を出している会社、ほぼ日の糸井重里の本です。就職や働くことをテーマに、糸井さんが様々な職種の方と対談を繰り広げるこの本、就活について考える良いきっかけになりました。

 

11冊目!

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

この本は、タイの日系の古本屋さんで買ったものです。買った時に一度読んでから放置していたのを発見し、再度読みました。凄くやる気をくれるし、色んなテクニックを教えてくれる本で、好きです。

 

12冊目!

窓の向こうのガーシュウィン (集英社文庫)

窓の向こうのガーシュウィン (集英社文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: 文庫
 

未熟児として生まれ、周囲にうまく溶け込めずに育った主人公が、ヘルパーとして派遣された家で額装家という仕事に出会うお話です。宮下奈都さんの作品の凄いところは、自分と全く共通点のなさそうなキャラクターでも共感できる要素をたくさん持っているところだと思います。素敵な文章です。

 

13冊目!

旅ドロップ

旅ドロップ

 

江國香織さんが、自分のしてきた様々な旅について書いたエッセイ。江國香織さんは生き様というか、精神にすごく惹かれるので、エッセイ大好きです。私は凄く怖がりで、一人で新しいところに旅行となるとすぐ不安になってしまうので、江國香織さんの心意気を見習いたいなと思いつつ、そんな江國さんでもそわそわしたり不安になったりするんだなって少し安心しました。

 

14冊目!

彼女たちの場合は

彼女たちの場合は

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2019/05/02
  • メディア: 単行本
 

私の1月のイチオシです。従兄弟同士の少女2人が、アメリカ横断の旅に出るという壮大な長編小説。知ってる地名や、乗ったことのある長距離バスの名前にワクワクしたり、自分より年下の少女たちの、若いからこその怖いもの知らずな行動にドキドキワクワクします。また日本に帰ったら読み返したい本の一つです。

 

というわけで前半はここまで。後半も早めに更新します!

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