Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

10月の読書記録

日々があっという間に過ぎていく気がします、、もう読書記録を書く時期ですね。10月は秋休みのお陰もあり、かなり読みました!忙しいは忙しかったのですが、やっぱり学期が始まって1ヶ月も経つと少しルーティーンにも慣れ、飽きも出てくるから読みたくなるんですよね〜

 

ちなみに10月は、ほとんどの本を日本語学科で借りて読みました。最近、少し年上の働く女性の物語にハマっています。いや、昔から少し年上または同年代の女子の話ばかり読んでた気がします。ちなみに怖い描写や痛い描写が極端に苦手なので、日常を描いた物語ばかり読んでます。

 

では、1冊目!

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

 

これは、以前にも読んだことはあったのですが、また読みたくなって借りました。主人公の不器用な熱さ、良いですよね。特に最後が好きです!

 

2冊目!

あの娘は英語がしゃべれない! (集英社文庫)

あの娘は英語がしゃべれない! (集英社文庫)

 

タイトルに惹かれて読んだ本。安藤優子が、自身の交換留学の経験を綴ったものです。共感するところもあれば、昔はそんなだったの?と驚くこともあり、読んでいて非常に楽しかったです。

 

3冊目!

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

 

これもタイトルが気になり、パラパラとめくってみて面白そうだったので読んでみました。いわゆる不倫のお話なのですが、読んでいて引き込まれ、あっという間に読み終わりました。結婚というものが人にどう影響を与えるのかが大きなテーマで、そこに共感はできなかったものの、すごく面白かったです。

 

4冊目!

だれかのいとしいひと (文春文庫)

だれかのいとしいひと (文春文庫)

 

再度ハマり出した角田光代さん。中学生の時に一度ハマって、またハマりました。自分とは縁遠い恋愛や結婚の話ですが、面白くて読んじゃいます。物語だからというのはあるかもしれませんが、女性って強いですね。みんなはっきりものを言うし。

 

5冊目!

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

 

この本は今月の一押しです。

元々、タイトルだけ見て自己啓発本かと思って借りたんですね。笑。

カバーが外れた状態で置いてあったので、あらすじもわからず、そのまま読んだのですが、すごく良かったです!タイトルは主人公の三姉妹の家の家訓で、それを中心に、三姉妹のそれぞれの生活を描いた物語です。この世に本当にこんな人たちいるのか?と少し思いつつも、ちょっとずつ共感のできるところのある主人公たちがすごく良かったです。登場人物の心情の描写が凄く綺麗で、江國香織さんの本は初めて読んだのですが、もっと読んでみようと思いました。

 

6冊目!

ドラママチ (文春文庫)

ドラママチ (文春文庫)

 

ハマってしまった角田光代さん。これは短編集です。色んな何かを待っている女たちの物語で、面白いのが、前半と後半で作風が変わるところです。あとがきによれば、前半三作と後半三作の間に時間が空いていて、その間に角田光代の作風自体が変わったとのこと。それがまた、終わりに向かってワクワク感を持続させる持ち味となっている気がしました!

 

7冊目!

父からの手紙 (光文社文庫)

父からの手紙 (光文社文庫)

 

これは、泣けると書いてあって読んだのですが、私的には怖かったです。失踪に殺人に死体遺棄にと続き、結構精神的にきました、、。ラストは良いですが、私は泣けずに終わりました。

 

8冊目!

予定日はジミー・ペイジ(新潮文庫)

予定日はジミー・ペイジ(新潮文庫)

 

こちらは、赤ちゃんを待ち望み、そして妊娠し、出産するまでを日記形式で書いた小説です。ちょっとしたディテールが良くて、読んでいて興味深かったです。角田光代の小説、好きです。

 

9冊目!

The Catcher in the Rye

The Catcher in the Rye

 

これは、TA (アシスタント)をしている授業でみんなが読む本を読んでみました。日本語題はライ麦畑で捕まえて、です。割と簡単な本なのであっさり読めましたが、言葉遣いが悪い!!笑。スラングとかがいっぱい入っているので、アメリカの若者について知りたい人は一読してもいいかもです。

 

と言うわけで以上です。10月は結構読みました。継続したいですね〜