Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

リベラルは堅苦しい⁉︎

11月になってしまいました、、今学期もあと2ヶ月弱!日本に帰るのが楽しみすぎて、日々のモチベーションがそれしかありません。

 

今週末は、ハロウィンの延長線上で、みんなパーティーばかりのようです。私は、平和な日本人学生クラブのハロウィンパーティーでカレーを作り、音楽院のオルガン科が毎月開催する金曜真夜中のコンサートに行き、ハロウィン終了です。

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パーティーで余った大量のご飯と、遊ばれる小トトロ。ちなみに私のコスチュームはトトロのメイちゃんでした!

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オルガンのコンサートは、オーバリンの伝統の1つで、コンサートの最後には、お客さんがみんなステージに寝転んでオルガンの振動を体感するというアクティビティがあります。

 

さて、そんなパーティーの会話で思ったことを書きたいと思います。

 

私の友達の1人が最近髪を染めたんですが、それに対して別の子がこう言ったんです。

日本から来たみんながだんだんこっちで自分をさらけ出していくのが嬉しい!

これにまず、私は少し違和感を感じました。髪を染めることが自分をさらけ出すことなの?って。

 

その後、タトゥーや、髪染めや、下着なしで外に出歩く(オーバリン、多いんです、、)についての話になりました。

 

話してたうちの何人かは、それがすごく良い!オーバリンは自由!と話していました。そして、家に帰ると、親や周りに変な目で見られることに違和感を感じるとも。それはまあ、個人の好みだから良いと思います。でも、変な目で見てくる人たちに対して、

だから保守的な人たちは〜!

って言っていて、かなり違和感を持ちました。

 

その後、タトゥーの話になり、そこで私が、タトゥーは温泉に入れないし、絶対にしないと言ったんですね。それに対して、タトゥーをしている友達が、そんなの隠して入れるよ!日本にもそういう人いっぱいいる!って言ったんです。だから、私も、いや、私の周りにはタトゥーをしている人はいないし、日本ではまだそこまで一般的ではないんじゃないかなって言ったんですね。

 

普通に日本の現状について話しているつもりだったのですが、相手が私に言ったのは、

それは周りにいる人たちがつまんない人たちだからだよ

でした。えっ、、。私は割と一般論の話をしたつもりだったし、日本で仲の良い大学生たちは実際にタトゥーしてないし、それをつまらないと断定してしまうのはどうなの?と少しモヤモヤしました。

 

この会話、総じて言えるのは、リベラル、特に学生たちの言うそれは、堅苦しいものなのかもしれないと言うことです。保守的な人たちが否定することをするのがリベラル、保守的な人たちには理解されない、タトゥーやピアスや髪染めをしてる人たちこそがリベラル、というある意味型にはまった解釈をみんなしているなと感じました。

 

だって、本当にリベラル=自由ならば、する自由とともに、しない自由もあると思うんです。タトゥーをしていない、とかピアスを開けていないから保守的なのではなく、していてもしていなくても良いよね、個人の自由だよね、が本来のリベラルのあるべき形なのではないかなと思いました。だから、私がタトゥーやピアスをしていないのも、それは私がした選択であって、リベラルなオーバリンに馴染みきれていない、日本から来た子として見られる筋合いはないわけです。

 

これを、上記の発言をした子が見る可能性は非常に低いですが、リベラル、保守、について少し考えたことを書いてみました。ちなみに私、髪は染めています。ずっと黒髪=自分のアイデンティティとして保っていたのですが、思うところがあり、この夏に染めました。でも、別に染めたから自分の考えが変わるわけではないです。染めてても染めてなくても私は私。最近は周りの考えに流されないようになってきた気がします。

 

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