Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

アメリカ田舎大学の娯楽!

こんにちは!土曜日です、1週間あっという間すぎてびっくりしています。

 

今週1週間は課題に追われつつ色々とやった1週間でした。毎晩、寮の図書室にいる最後の1人になるまで勉強しつつも、かなり友達との時間も確保できた気がします。

 

なので、今日の記事は娯楽について!これ、日本に帰った時に会った人たちに聞かれることが多かった気がします。

 

まず、オーバリンは田舎です。街の人口が8000人、でも学生数が3000人なので実質5000人というすごく小さな街です。ダウンタウンと呼ばれる街の中心部と大学は繋がっていて、どこにでもすぐ行けてしまいます。なので、娯楽の選択肢は少ない方だと思います。都会が好きな人には物足りないかもしれません。そんなオーバリンで、みんな娯楽に何をしているか。

 

まずは課外活動です。オーバリンにはクラブが約175あります。それだけ種類が多いと、自分の好きなものが大抵見つかりますし、なければ自分でクラブを立ち上げることも可能です。大学のあちこちにある掲示板は、そんな色んなクラブのポスターで一杯です。

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この写真はまだいい方で、この間ポスターを貼りにまわっていたら、すごいところは重ねて貼るしかないほどいっぱいでした。

また、オーバリンは音楽大学があるおかげで、音楽のコンサートがすごく多いです!その数、年間500回!音楽大学のオーケストラや生徒それぞれのリサイタル、ゲストでプロの演奏家が来ることも多々。ちなみにプロのコンサートでも、10ドル程度とかなりお得です。

 

そしてもう一つキャンパス内にあるのが美術館!!大学のキャンパスにある美術館としては常に全米5位以内をキープしている、ハーバードやイェールに並ぶ美術館です。なんと各学期5ドルで美術館の絵を借りられるという企画もあり、頑張って並べばピカソを部屋に飾れちゃいます!!ここは勉強に疲れた時、ふらっと入ったり、絵に囲まれて瞑想する企画が開催されていたり、授業の一環としても使われていたり、生徒が常に出入りしつつも非常に落ち着いた空間です。

 

次に、ダウンタウン。街が小さいので、ダウンタウンでできることは限られていますが、外食は意外と色々な種類の場所があるかなと思います。ランチだとかなりお得だったり、休日はブランチがあったり。どこも行く時間によっては結構混んでたりします。

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これは、街で人気のハンバーガー屋さんのブランチ。ここのレストランはかなりボリュームもあり、値段もお手頃です。

 

また、カフェやアイスクリーム屋さんも学生の溜まり場です。カフェは私も友達とちょこちょこ行きますが、店員もお客さんもほとんどが学生のため、勉強で長居しても大丈夫、むしろみんなそんな感じです。なんとワインも売っていて、この間、金曜の夜に行ったらワイン飲みながらパソコン開いて勉強している先輩に会いました。ただ、当然ですがアルコールは21超えてからです!

 

ダウンタウンであと人気なのが映画!!すごくお得なんです。平日(月〜木)は4ドル、週末(金〜日)は6ドルです。

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私は昨日の夜、友達とキャプテンマーベルを見に行ってきました!日本でも来週公開なのであまり時差はないですがネタバレは控えます…ちなみに秋学期にはシュガーラッシュオンラインやファンタスティックビーストの2作目を見ましたが、日本よりだいぶ公開が早く、それでいて安いので優越感がありました。笑

 

そして、街の外。オーバリンは、オハイオの都市の1つであるクリーブランドから車で30分ほどの場所にあります。なので、車さえあれば都会に行くことも可能です。私は車を持っていませんが、友達が運転できるので乗せてもらったりしたことはあります。

 

また、大学も最近はオーバリンとクリーブランドの距離を縮めるために、Connect Clevelandというプロジェクトを新たにスタートしたり、動いてくれています。このConnect Clevelandの一環として私たち一年生はオリエンテーション期間に全員、クリーブランドに行きました。クリーブランドにある美術館、博物館が無料だったり、色々な場所に行けて楽しかったです!

 

学期中にもこちらは希望者向けに無料のクリーブランド行きのバス旅が何度か開催されています。私も今日行ってきました。今回の行き先はAsia plaza。アジア系のレストランやスーパーがあるところで、近くにはアジア系のパン屋さんもあったり。交通費タダなのは非常にありがたいです。

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購入品😊 写真に写っていませんが、ごま油やレンチンご飯も買いました。オーバリンにもアジア系食料品店はありますが、規模が違いすぎるのと、値段が高いです。今日行ったところはすごく値段が安くて、写真に写っているものどれも約1.5ドルでした!特にパンとごま団子が買えたのが幸せです…明日の朝ごはんにします😍

 

でも結局、私にとって娯楽の充実度は、街に何があるかより誰といるかなのかなと思います。上に書いた諸々のアクティビティも、それを一緒にやる友達がいるからこそ楽しくて仕方ないです。逆に都会の大学でもっと周りに色々あっても、友達がいなければ楽しくないと思います。

 

また、私にはオーバリンのこの田舎な環境がすごく合っていたなと思います。思いっきり勉強やキャンパス内の課外活動に集中でき、余計な誘惑がありません。学期中に買い物をすることは数えるほどしかないですし、オーバリンの街を出るのも学期に2、3回あるかないか。でもその分、ここにいる人たちとすごく濃い関係を築けていて、そして勉強に疲れたら共に過ごせる仲間がいる。それがすごく嬉しいです。

 

最後はなんだか話が逸れてしまいましたが…田舎の大学でも娯楽を求めれば色々あります!特にオーバリンは音楽や劇等の芸術関連はかなり充実しています。そしてそして、田舎の大学のいいところは、みんなが近くに住んでいるので、常に友達と過ごせることだと思います!私にとってはそれが最高の娯楽です。

 

では!