Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

演技力が問われる課題 第2弾!

こんにちは!以前、教育学のクラスで出た面白い課題について書きました。

ryooberlin.hatenablog.com

 

その第2弾があったので書きたいと思います!

 

このクラス、オーバリン唯一の教育学の授業で、(教育関連の授業は色々あります)教育を歴史や哲学や政策や、とにかくありとあらゆる方面から包括的に見ようという幅広い授業です。前回書いた記事では、教育に大きな影響を与えた歴史人物に関する課題でしたが、そのプレゼンが終わるや否や、今度は教育哲学に移りました。

 

この課題では、グループに分かれて、構成主義、行動主義、進歩主義、写実主義、等の教育哲学についてプレゼンをします。と言っても、前回も面白い課題を出してきた教授です、当然普通のプレゼンではありません。

 

今回は、まず、その主義に関する説明を一切せずに、2分でクラスのみんなにその何々主義はどういうものなのか、体験させる、そしてその後にその主義について、歴史や人物や教育現場での使われ方を説明する、というものでした。いや、体験させるって、、、とかなり戸惑ったのですが、どのグループも面白くて、自分のを考えていた時も結構楽しかったです。

 

私のグループは現実主義、写実主義(翻訳が色々出てきたのですがrealismです)をやりました。そこで、冒頭で生徒たちに自由に絵を描いてもらい、その後近くの人とその絵のどの部分が現実にあるものか、その絵はそもそも現実的か、等のディスカッションをしてもらいました。その後、現実主義とはどういうものなのか、どんな人たちはこれを推進していたのか、そして教育現場でどう使われているのかを8分でプレゼンしました。そして、最後にクラスでディスカッションできるように質問をいくつか提示。私のグループはかなり良い質問をいくつか書き出していたのですが、そもそも現実、真実とは何なのか、というところでディスカッションは終わりました。哲学的すぎて終わった後はグッタリでしたが、達成感はあったかなと思います。

 

他のグループでは、例えば再建主義では、いきなりキャンパスの北と南で分断はあると思うか?と聞かれてクラスの片側にはい、反対側にいいえの人たちで分かれて話し合った後、どうすれば改善されるか具体的な行動をみんなで話し合うというのをしました。また、進歩主義ではランダムに分けられたグループで人間知恵の輪をしました。教授も混じってやったのですが、あまり話したことのない人とも打ち解けられてすごく楽しかったです!すごい速いグループもあったのですが、私たちのグループは結局終わりませんでした。残念。

 

とりあえず、自由。そして、本当の意味で生徒が学ぶことが重視されているクラスな気がします。本来3、4年生しか取れないクラスというのもあり、課題等はアナウンスがほとんどなく、シラバス見て自分でやってきてね、だったり、かなりハードな面もあるのですが、それでもすごく充実していて、教育学のクラス、大好きです!!グループプレゼンは終了したので、これから少しの間はひたすらリーディング地獄、そしてそうこうしているうちにファイナルプロジェクト、ペーパー、プレゼン、ポスターがやってきます、、、私はもうトピックを決めて今はひたすらワクワクしているのですが、四月五月に他の授業もファイナルプロジェクトやらペーパーがいっぱい出るので早めに用意しないとな、、、頑張ります!

 

以上です!