Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

2年生、春学期の授業

こんにちは!

 

新学期が始まって4週間経ち、やっと日々がルーティーン化してきたので、今学期の授業の紹介をしたいと思います。

 

スケジュールがこちら。

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ただ、今学期は大学側に登録されている時間とは違う時間に授業をしていることも多くて、実際のスケジュール(授業が紫、バイトがピンク)はこんな感じです。

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では、一つ一つ紹介していきます!

ECON 251: Intermediate Macroeconomics 中級マクロ経済学

経済学専攻必修の授業のうちの一つです。先学期とったミクロ経済学と共に、2年生で取ることが推奨されています。経済学専攻の同級生がいっぱいのクラスですが、正直あまり面白くありません。計量経済学や、教育経済学に興味を持って経済専攻になった私は、あまり金融や銀行に興味が持てず、マクロ経済学はうーんって感じです。

しかも最初の宿題の提出日が授業4週目でかなり遅めなスタートなので、ハードな他の授業に時間を取られてかなり疎かになっています。がんばります、、、

 

MATH 232: Linear Algebra 線形代数学

数学専攻必修の授業の一つです。取ろうと思えば一年生の頃に取ることもできたのですが、待って待って、やっと取りました。これ以上遅らせると数学専攻が危うくなるのでギリギリです。

この授業、生徒みんなが口を揃えて変わっている、と評する教授が今学期は担当していて危惧していたのですが、すごく良いです。今度詳しく書きたいのですが、教授法が面白くて、みんなちゃんと予習してくるし、取り残されるということがまずない数学の授業というのを初めて受けた気がします。その分、毎授業、小テストがあり、気は抜けません。そして、変わっているという評判に間違いはなかったので、いつもびっくりさせられます。でも私は結構、教授としては好きかなと思っています。

また、毎週の課題として、MATLABというプログラムを使い、コードを駆使して証明等をする宿題が出ます。先学期は統計学でRを習い、今学期はMATLABと、あとから詳しく話しますがPythonも。頭が痛いです、、、

 

CSCI 150: Introduction to Computer Science コンピューターサイエンス入門

簡単に言うと、プログラミングのクラスです。Pythonを習っています。オーバリンにしては珍しく、90人近くもいるレクチャー形式ですが、小グループディスカッションが沢山あって飽きません。週一で実際にプログラミングをする時間もあり、大抵はその時間だけでは課題が終わらないので、けっこう時間は取られる授業です。

ただ、私は今までに数学のクラスをたくさん取ってきたのもあり、プログラミングってかなりロジックなので意外と簡単です。

クラスは理数系の授業を取らなければいけないから取っている文系の人、専攻に必要だからとっている理系の人、学期に一つはカレッジの授業を取らなきゃいけない音楽院の人、と色んな人がいるので結構レベル感というか、はバラバラです。入門なのもあると思います。

 

PHIL 214: Philosophy in the Schools Practicum 哲学教育

この授業を取ったら、教育学副専攻は、実習を除いて終了です!ということで最後を飾るのは哲学教育。毎週、地元の小学校に行き、小学生たちと、授業で読んでいる本も使いつつ哲学のディスカッションを行います。

この授業、めちゃくちゃ楽しみにしていたのですが、予想外に難しいです。授業計画立てて授業するのは、先学期もやってたし慣れていますが、哲学がよくわからない。毎週トピックがあって、論文を読んでディスカッションするのですが、周りは哲学好きも多く、圧倒されています。

去年このクラスをとっていた友達からは、哲学を学んだことのない子の方が多いし全然大丈夫、楽しいよ〜と聞いていたのですが、今学期のメンバーは殆どが哲学を学んでいる人たち。逆に、教育学はやったことがなくて、そっちの用語は全く通じない子もいます。幸い、言語教育を一緒にとっていた友達が1人いて助かっていますが、授業計画立てるときにも、押しが強い子たちに負けそうだし、ディスカッションもよく喋る子たちに圧倒されるしで大変です。

小学校では、グループで教えるのですが、その小グループのメンバー内でも既にかなり揉めたりしていて、教授が仲介に入る一幕もありました。とりあえず、哲学のわからないところは教授に相談したりとアクションを取っているので、ぼちぼち頑張ります。友達が同じグループで意見がすごく合うのが唯一の救いです。

 

JAPN 403: Japanese Translation 日本語翻訳

この授業は、学期の前半のみ行われるmoduleクラス、というものです。日本語のクラスなので、基本的に授業やリーディングは日本語で、私的にはまあ楽です。クラスには日本語3年目のクラスの人からネイティブの人まで色々な人がいるため、自分の言語使用にある程度制限をかけなければいけない時もありますが、クラス内の人たち殆どが知り合いなので、そこは楽です。そして、意外と宿題が多い、、、期末プロジェクト締め切りまであと一ヶ月も無いことを考えると、頑張らないとです。

 

JAPN 995: Private Reading Practical Japanese 

この授業は上のスケジュールには反映されていません。なぜかというと、自分で作る授業だから!オーバリンには、自分で専攻を作ろうというプログラムと、自分で授業を作ろうというプログラムがあり、今回、自分で授業を作るプログラムを利用してみました。これは簡単に言うと、大学で取れる授業では自分が学びたいものが学べないときに、サポートしてくれる教授を見つけてカリキュラムを組み立て、自分で自分の学びをデザインしようと言うものです。オーバリンはかなりフレキシブルなカリキュラムを持っているのが魅力の一つなのですが、初めてその恩恵を受けてみました。

このプログラムを通じて私がやっているのが、日本語会話テーブルの開催です。もともと、大学の日本語学科が週に3回、日本語を履修する生徒に日本語を使う機会を増やそうと、日本語会話テーブルというのを開催しています。そのうちのいくつかの日本語テーブルに関わらせてもらい、より多くの生徒に来てもらえるように宣伝をしたり、当日何かあったときに動ける人員としてやらせてもらっています。私は日本語教育に興味があるので、こういうプログラムに関わらせてもらえるのはすごく楽しいし、少しでも役に立てればと思っています。

 

以上です!今までの学期と大きく変わらないスケジュールだと思っていたのですが、今学期はなぜか課題の量が半端じゃないです。ここ一週間ほどは、寝るのと食べるのを除いたらずっと勉強している気がします。それでも夜寝られるのは3時間くらいの日も多々、、、

効率よくやる方法を早く見つけたいです。頑張ります!

 

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