Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

2020年、コロナ禍の私の夏。1

6月の読書記録でも予告した通り、この夏、私は何をやっているのかについて書きたいと思います。最近ますます日本語を使う機会が減ったせいもあってなかなか言葉が出てこず苦労していますが、そこは暖かい目で見て頂ければと思います。

 

さて、夏休みに入ったのが5月中旬でした。もう2ヶ月前ですね…

期末試験が終わり、まず最初に直面した問題が、どこに住むかでした。大学の寮は夏も住めるものの高くて、キャンパス外でお家探しをしたものの、それも上手くいかず…結局は夏に仕事を頑張ることにして、寮に入りました。

 

5月下旬は仕事も始まっていなくてすごくのんびりとした日々を送っていました。そのあと忙しくなることはわかっていたので、2週間の夏休みを存分に満喫しようと考えていたのはよく覚えています!

 

そして、6月から始まった諸々の仕事や課外活動。学内と学外に分けて書きたいと思います!今日は学内編です!

 

 

学生ビザという立場でアメリカにいる私は、特別な許可をもらわない限り、学外で働くことができません。それは学期中でも休みでも同じです。

 

なので、お金を稼ぐ仕事をは全て学内でしています。えっコロナの中?と思った方…学内というか、大学からお金をもらっている仕事なので、実際にはほとんどがリモートです。いくつかやっているのでそれらについてさらっと書いていきます!

 

1. リサーチアシスタント

この夏のメインの仕事です。大学の東アジア学の教授のリサーチアシスタントを頼まれて、やっています。週に約30時間と長めで、毎週2回、教授との打ち合わせもあります。

 

内容はどれくらい書いていいのかわからないんですけど、ベトナム戦争や当時の反戦運動について、日本の新聞ではどのように報道されていたかを見ています。

 

私は日本語が読めるかつベトナムと日本に住んでいたことがあってそれぞれの地理とか文化とかわかってるので、かなりぴったりな仕事だったなと思っています。最初は歴史専攻じゃないしって躊躇ってたのですが、楽しいし自分の経験を生かせるしで良いです。

 

ただ、ひたすら資料読んだらまとめたりなので疲れます。特に目が。

 

2. アドミッション

学期中も常に働いてるアドミッションオフィスですが、この夏はサマーインターンとして仕事をしています。本来はサマーインターンはフルタイムなんですけど、このコロナ禍だからか特例でパートタイムで仕事させてもらっています。お陰で他の仕事との両立ができて助かっています。

 

アドミッションでは、主に説明会とキャンパスツアーを行っています。

 

説明会はzoomで、オフィスのスタッフと組んで2人で行い、私は自分の経験共有とか、学生の視点を話す感じです。

 

そしてキャンパスツアーはびっくりなことに6月下旬から、訪問者を受け入れてやっています。とはいえマスク着用、建物の中に入るのは厳禁。めちゃくちゃつらいです。

オハイオも最近では30度超える中、1時間マスクして屋外を声張り上げて喋りながら後ろ歩きするという…体力勝負な仕事です。でも、来年度以降の受験生を確保するという意味でも出来るだけ早くキャンパスツアーを再開したかった大学の意向もよくわかります。

とにかく今は熱中症対策につとめながらやっています…でも、キャンパスに来る高校生家族もみんなすごく優しくて、こんな中だからか前よりも感謝されることが多いので心が温まります。

 

3. 新入生オリエンテーション

オーバリンでは、入学時に15人ほどのPAL groupというグループに分けられ、その人たちとオリエンテーションを行い、秋学期中も何度か集まります。各グループには、PAL (Peer Advising Leader)と呼ばれる上級生がつき、色々なセッションを行うのですが、その一人に選ばれました!!

 

去年も受けたのですが、補欠に。今年は何人もの上級生から推薦してもらったお陰か合格で、すごく嬉しかったです。

 

そしてこのコロナ禍、今までより仕事が多く、例年より早く活動を開始しています。普段なら8月の最終週にオリエンテーションが行われるのですが、今年の夏は8月に1ヶ月かけてオンラインでオリエンテーションを行います。

 

そのため、私たちの研修は6月から行われています。その分、お給料がでるのは非常に嬉しいのですが、考えることはいっぱいで研修がある度に終わった後は放心状態。笑。

今のアメリカはコロナやBLMや、様々なことが起きていて、そんなセンシティブなトピックについてどう新入生と話すか、とか、このコロナ禍でメンタルヘルスとどう向き合うかとか、大事だけど重いトピックの連続です。

 

しかもこの研修、PAL全員でやるので約40人もいて、その中でいきなり指名されて発表させられたりするので気が抜けません…なんとか頑張っています。

 

これと関連して、この夏、私の大学では新入生向けに特別授業がいくつかオンラインで開講されています。コロナの影響でキャンパスに見学に来れなかったり、不安を抱える新入生が多いことを見越してのことなのですが、そんなクラスのうちの一つのグループディスカッションのファシリをしています。

 

私が担当しているのはcinema studies、映画学のクラスです。またまた専攻分野とはかけ離れていますが、この授業、すごく面白くて私が楽しんじゃっています。グループディスカッションも、1年生の色んな意見が聞けて楽しいです。

 

思っていたより長くなってしまったので、学外編はまた別で書きたいと思います!書きたいトピックがたくさんあるのに、忙しくてなかなか書けません…

 

文字ばかりになってしまったので、最近のキャンパスと周辺の写真を貼っておきます。夏のオーバリンは人も少なく、空気も綺麗で環境としては最高です。私は特に夕日が大好きで、最近は日没がかなり遅いのもあって21時ごろに夕焼けを見に散歩しています!

 

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