オーバリンの自由すぎる卒業式！
夏休みに入って随分と経ちました…あと1ヶ月弱でオーバリンに戻ります！楽しみ！
しかし夏休み最後の1ヶ月はかなり忙しくなりそうです…インターンも日数増えるし、留フェロの新潟キャンプもいよいよ本番！リモートで行なっている研究・翻訳の仕事も時間数が増えると言う…今週・来週の仕事時間、収入をざっと計算したらびっくりしました。なんとか乗り切ります…
さて、今更な感じはしますが、今日はオーバリンの卒業式について書きたいと思います！日本の日々で書けることが少ないのと、春学期の終わり頃に書きたくて書けなかったトピックが多かったので、夏休みですがオーバリンネタが続きそうです。
まず、私にとってのアメリカの大学の卒業式のイメージは、大きいスタジアムとか会場で、みんな学校のガウンとキャップを見にまとってやるって感じでした。実際、私が読んでる海外大のブロガーさんや、私が見てる海外大のユーチューバーの方々の卒業式はそんな感じでした。
ところが！オーバリン、自由すぎてびっくり…オーバリンの超リベラルな校風を考えれば納得ではありますが、かなり驚きでした。
まず会場は。
前にもブログでだしたことある写真ですが、外！大学と街が共有している、オーバリンの中心にある広場です。ステージが作られ、椅子が並べられます。
この会場の大きな特徴は、特定の出入り口がないことです。なので、会場入りするときもみんな四方八方からやってきます。プログラム等を入り口で配るのは不可能なので、椅子に置いてあるのですが、早く来た人たちに取られてたり…苦笑。式の途中でどこか行きたくなったら、抜けても一切バレません。笑。
と、いうわけで次に驚いたことが、なんと、途中で去っていく卒業生がいること。笑。
卒業式のプログラムはたぶん、他の大学とあまり変わりません。ゲストスピーカーのお話とか学長のお話、生徒代表のお話、そして証書授与です。
この証書授与は、名字のアルファベット順なのですが、証書もらい終わった人で、席についている人が少ない…見てたら、まさかの会場の後ろの方で写真撮り始めたり、去る人もいたり…えっ。
今年は卒業生が、大学、音楽院合わせて600人くらい？居たのですが、最後の方で証書もらう人たちは、客席スカスカで可哀想でした…卒業生の席って目立つ、真ん中の前のところなので、そこがごそっと空席だと目立ちますよね。
私は高校インターだったし、アメリカンな卒業式は初めてではなかったのですが、証書授与の後の、キャップのタッセル移動とか、普通やることを、みんな居なくなるからやってなくてびっくりでした。
ちなみに私のラストネームは、学年でも一桁代レベルに早いのでまだみんな座ってる段階で証書がもらえそうです。笑。
たぶん去りませんけどね…
ちなみに教授も、入場の時は列を作って卒業生を迎えるのですが、それが終わったら抜け出してる人とかいました。まさかの卒業式中にメール返信してきた教授がいたり…
そして自由な卒業式のトドメが服装です！
海外大学、特にアメリカの卒業式と言えば、揃いのガウンとキャップというイメージですよね？ちなみにあれは、服装で見える不平等を隠し、みんながアカデミックの元で平等にするためらしいです。スクールカラーとか学部カラーと色々ありますよね。海外大の方のブログを読んでいたら、あれがないと卒業式に出られないと書いてありました。オーバリンは出られます！
そもそも、ガウンとキャップは大学のブックストアで売られるのですが、人数分ありません。笑。早い者勝ちで、間に合わなかった人はネットで買うらしいです。デザインもオーバリン特有とかではなく、単なる黒です。
私が見た限り、ガウンを着てたのは半分強くらいかな？結構みんな自由で、定番の割とおしゃれなワンピースとかスーツにガウンは多かったですが、スウェットのシャツに短パンなんて人も…なんでもありなんです！
そして、キャップも、大学で売っているやつの人もいれば、自分で買った人、そしてなぜかヘルメットをかぶっている人も何人もいました。キャップの人も、デコレーションがすごかったです。他の大学でもキャップに文字を書いたりとかは見たことがありますが、オーバリンには更に上手がいました。恐竜のフィギュアを二体載せていたり、鳥の巣を作っていたり、ピザ(ニセモノですよ)載せてたり…自由ですね。
気になる方は写真見てみてください。今年のはここから！
私も見返してみたら、古代ギリシャの格好してる人とかもいました。個性重視なオーバリンらしいです！
というわけで、今回はオーバリンの卒業式について書いてみました。他の大学の様子とか凄く気になるのでぜひ教えてください〜
