Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

一年前の私。合格発表と大学選び

こんにちは。何度かブログで触れましたが、先週の金曜に来年度の新入生の合格発表が行われました。とうとう、後輩が入ってくる日が近づいてきたと思うとすごく楽しみで、ワクワクしています。

 

そんなわけで、今日は私の受験物語、特に合否発表の時期に焦点を当てて書いていきたいと思います。ちなみに以前、なぜオーバリンを選んだかという記事を書いたのでこちらも興味があれば読んでみてください。

ryooberlin.hatenablog.com

 

この記事にも書きましたが、私は受験時、第一志望校以外ははっきりしたランクが自分の中でありませんでした。大きく分けて、第二志望校郡、第三志望校郡、滑り止め郡の3つのグループに入る学校を受けました。

 

そして、3月下旬。毎日のように届く合否のメールに一喜一憂しつつ過ごす日々が始まりました。オーバリンの結果が来たのは最後の方で、それまでに来た結果は第二志望校郡はほとんどがウェイトリスト、第三志望校郡はほとんどが不合格、滑り止め郡はどれも合格でした。オーバリンは第二志望校郡で、その中でも自分的にはかなり優先順位の高い大学だったため、結果をかなり心待ちにしていました。

 

オーバリンの合格発表は今でも覚えていて、当時住んでいたベトナムの時間で早朝3時発表、でも緊張しすぎて2時に起きてしまい、1時間ひたすら携帯をいじって待ちました。3時にパソコンを開いて、大きくYOU'RE IN!って出たのを見て安心してすぐベッドに戻った記憶がすごく残っています。その直後に結果の出ていなかった滑り止め郡の一校から合格、第一志望からは不合格の通知が来て、私の受験は幕を閉じました。

 

ただ、ここからが大学選びの始まりです。日本と大きく違うのが、アメリカの大学受験では試験よりも様々な書類等での審査のため、何校も受け、受かってから大学選びをするという点です。なので、4月には各大学が合格者向けのイベントを開催し、なんとか自分の大学に来てもらおうとアピールを行います。この時期に高三生は自分が合格した大学を訪ね歩き、なんとか決断を下します。

 

しかし!!

海外から受験している私たちに、大学訪問は簡単にできるものではありません。私も金銭面や学校があったのもあり、一切大学を訪れることはできませんでした。

 

そこでやったことをいくつか紹介したいと思います。

 

まず、バーチャルツアー!どこの大学でもあるのですが、パソコンで大学の色々な場所を見て回ることができます。同時に音声や文章で説明もつくので、少しキャンパスの様子がわかると思います。

 

キャンパスがどんな感じかわかったところで気になるのが実生活。ここで活用したのがスナップチャットです。多くの大学は、スナップチャットのアカウントを持っています。オーバリンの場合、アドミッションで働いている学生が順番に自分の大学での1日みたいなのを、写真やビデオで伝えています。なので、スナップチャットで受かった大学のアカウントを追加して見てください。実際の学生生活や、バーチャルツアーでは見ることができないキャンパスの様子が見られます。

 

また、多くの大学が開催するのがウェブ説明会やウェビナーです。オーバリンでも、今年は2回、インターナショナルスチューデント向けのものが開催されます。こういったウェビナーでは、現役学生の生の声が聞けるので、これもぜひ活用すべきだと思います。

 

その他で私が個人的に見ておくといいかなと思うのが、コースカタログです。これは、授業のリストなのですが、どの大学もネットで公開しているはずです。これを見るだけで様々な専攻に必要な授業や、各学部が実際にどのような授業をオファーしていて、キャパは何人くらいなのか等が見られます。大学生になったらどうせ目を通さなければいけないものなので、早めに慣れておくのも悪くないかなと思います。

 

私が最終的にオーバリンを選んだ理由は以前書いたので省きますが、こんな感じで大学選びをしていました。

 

アメリカでは、5月1日までにどこに行くか決めてデポジットを支払います。ただ、私は4月の頭には決めました。

 

これは受かった大学の中でもすごく行きたかった学校だった、というのと奨学金が大きかったです。また、私は4月から2ヶ月ほど諸事情により家族と離れての生活だったため、その前に決断しておきたかったというのが大きかったです。でも、5月1日までしっかり迷って決めたっていう人の方が多い気がするので、ゆっくり迷って決めるのが良いのかなと思います。

 

写真がないと寂しいので最近のキャンパス。1週間で半袖の日もあれば雪の日もある、オーバリンの天気は予測不可能です。

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