Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

アメリカ/オーバリンに来て驚いたこと

こんにちは!もう3月も半ばですね。時間が経つのは早すぎます…

 

さて、今日はアメリカ、そしてオーバリンに来て驚いたことについて書きたいと思います!

 

私は、大学入学前にキャンパス見学等を一切せず、大学に来た時が初めてのアメリカでした。だから驚きが一杯でしたが、今ではすっかり慣れてしまいました。なので、忘れないうちにアメリカに来て驚いたことと、オーバリンに来て驚いたことを書き留めたいと思います。

 

〜アメリカで驚いたこと〜

  • 空港の手荷物検査

まず、空港です。日本からオーバリンの近くの都市クリーブランドには直行便がありません。なので、私はシカゴで乗り換えました。その乗り換えで驚いたのが、手荷物検査の厳しさ!靴を脱ぐのは他の国でもありましたが、パソコン、タブレットに加えてKindleまで出すよう言われ、しかも重ねて置いたら怒られるという…ちなみに2度目の渡米となった冬休み明けには、カバンの中のお菓子や食べ物も全て出すよう言われ、羽田空港で買ったキットカットをバラバラと出す羽目に…渡米時には電子機器はKindleも含めて出しやすいところに入れておき、お菓子はまとめておくことをおすすめします!

 

  • 国内線の飛行機

手荷物検査を乗り越えて、国内線にやってきました。搭乗の順番もグループ制で不思議なのですが、それよりも初回、衝撃だったのが、乗る直前に手荷物全ては乗り切りませんと言われたことです。えっ。アメリカではよくあるみたいですが、乗る直前になって荷物を預けてくれる人はいますか?というアナウンスが入ります。それでも手荷物が多すぎると、乗る人全員の荷物のサイズを測って(優先搭乗の人はないので、ビジネスクラス等の人は大丈夫です)強制的に預け荷物に。私は係員の人から見えにくい側に持っていたボストンバッグをかけてしれっと通りましたが、学生は免除されていたのでそこは考えてくれていたのでしょう。ですが、飛行機内の棚も異様に小さく、アメリカで国内線に乗る予定のある方はとにかく手荷物を少なくすることをお勧めします!!

 

  • ゴミの分別

さあ、大学に着きました。寮に入ってびっくりしたのがゴミの分別です。荷物を開けて、ゴミを捨てようと廊下で見つけたゴミ箱二つ。

f:id:ryooberlin:20190310125805j:image

ん?どういう分け方??青いほうにちらっと見えるリサイクルの文字…でもリサイクルと一口に言っても色々あるよね?とかなり混乱しました。結論。白い方が一般ゴミ、青い方がリサイクル、アメリカでのゴミの分別は以上です。リサイクルには、紙やらプラスチックやら段ボールやら色々入っています。人によってどう分けるかも違うので、同じものがどっちのゴミ箱にも入っていたり。日本できっちりゴミを分けるのが習慣化していた私には衝撃のシステムでした…

 

  • シャワー

さて、寮について、荷物を開けて、夜にシャワーです。シャワーは驚いたことがいくつかあるのですが、まあとにかく簡素な作りです。カーテンを開けたら脱衣所、またカーテンを開けたらシャワー。鍵などはありません。そしてシャワーが壁から取れない!!!これが一番困りました。しかも、シャワーを出すためのハンドルが一つで、ぐるぐる回していくと最初に水が出て、段々と暖かくなっていく仕組みなんです。要するに、お湯を出すには必ず水を出さないといけない…なのにシャワーは壁に固定されているため、冷たい水が上から噴射!冬は特にこれがつらいです。幸い、私のフロアには壁から取れるシャワーもあるため、いつも人のいない時間を狙ってそこでシャワーを浴びます。

 

〜オーバリンで驚いたこと〜

ここでは、オーバリンで驚いたことについて書きます。これらは必ずしもアメリカ全てというわけではないので、まあこんな大学もあるんだな〜くらいでさらっと読んでください。

 

  • トイレ、シャワーが男女共用

最近、アメリカのリベラル派が特に推進しているのが、男女の壁をなくすことです。これ、正直、私は極端な方々には賛成できません…だって生物学的に男女の違いというものはあるものだし、全て一緒にしなくても良いんじゃないかな?って思います。でも色々なジェンダーアイデンティティを尊重するのはいいことだと思います。というわけでトイレとシャワー。教室のある建物では、場所によって男女共用だったり別だったりします。寮では匿名の投票で各フロアのトイレとシャワーをどうするか決めます。選択肢は男女別、男女共用、Eシステム、のどれかですが、Eシステムが多いかなと思います。Eシステムだと、トイレの出入り口にこのような張り紙が貼られます。

f:id:ryooberlin:20190311123554p:image

これがEの状態だと誰でも使える状態です。マジックテープで貼られているため動かすことができ、左に回すとWとなり、女性、右に回すとMで男性、反対向きにすると3で、これは私以外誰も入ってこないでねというサインです。私のフロアもこれですが、常にEです。でも、みんな男女共用うんぬんかんぬんより、近くのトイレに行けること、という便利さ重視な気がします。私も最初の頃は、カーテンのみで区切られたシャワーが男女共用!ということに恐れをなし、シャワーやトイレをものすごいスピードで済ませていたのですが、慣れると何でもなくなります。

 

  • 同じ世界にいるとは思えない格好の人がいる

続いて、格好!いや、個性だしいいと思うのですが、驚いたことなので書かせてもらいます。なんか赤ずきんちゃんのマントを長くしたみたいなのを常に着て歩き回ってる人がいたり、雪の中半袖短パン裸足みたいな人がいたり、とにかく服装が自由です!服装だけでなく、タイヤのついた椅子に荷物を載せて運んでいる人が外にいたり、オペラを歌いながら(しかも上手)歩いてる人がいたり、もうどんな人を見ても驚かなくなりました!!みんな自分の個性を自由に表現していていいと思います!でも、日本の大学のキャンパスしか見たことのなかった私には最初は衝撃の光景でした…

 

思いついたのはこんな感じです。来たばかりの頃に驚いたことはきっともっとあるのですが、覚えているのは意外と少なかったです。慣れってすごいですね。色々と書きましたが、人の適応力って本当にすごいので、住めば都、時間が経てば大抵のことには慣れると思います。 以上です!