Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

4月の読書記録

もう5月!!びっくりです。4月は殆ど更新できていなかったですね。

授業がオンラインになり、移動時間や課外活動の時間等がなくなる分暇になるかと思いきや、かなり忙しい1ヶ月でした。というわけで読書量は少なめですが、恒例の読書記録書いていきます!

 

1冊目!

こちらは、短編集で、どの短編も恋愛物語が描かれています。とはいっても、単なるみずみずしい恋愛ではなく、かなり切なさの詰まった物語で、読んでいて胸が張り裂けそうになります。

この作者の本は初めて読みました。何気なく大学の日本語学科の本棚で手に取ったのですが、すごく良かったです!

 

2冊目!

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

  • 作者:小川 洋子
  • 発売日: 2005/11/26
  • メディア: 文庫
 

この本は、読むのは何回目でしょうか、、、覚えているだけでも3、4回は読んでいると思います。

今学期の前半にとっていた日本語翻訳の授業で、この本の翻訳をした方がゲストスピーカーとして授業に参加してくださったんです。そこで色々とお話を聞いて、また読みたくなりました。

英語版も読みたかったのですが、その授業の教授が図書館から借りてしまっていたので読めず。残念です。新学期になって図書館が開いたら借ります!

 

3冊目!

下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケット (小学館文庫)

  • 作者:池井戸 潤
  • 発売日: 2013/12/21
  • メディア: 文庫
 

池井戸さんもかなり好きです。下町ロケットは読むのは2回目ですが、かなり前に読んだので忘れていた部分もありました。

一冊の本の中にも沢山の物語や伏線が入っていて、読んでいて面白いなといつも思います。そして、細部まで調べたことがよくわかるディテールがすごいなと思います!

 

4冊目!

日本語の手ざわり (新潮選書)

日本語の手ざわり (新潮選書)

  • 作者:石川 九楊
  • 発売日: 2005/05/24
  • メディア: 単行本
 

大学の図書館でたくさん借りてきた言語学の本のうちの一冊です。日本語、特に文字に着目し、日本文化や文学における文字の役割について書いた本です。

言語学に興味のある身としてはすごく面白い内容でしたが、読むのにかなり時間がかかってしまいました。

 

5冊目!

ホリー・ガーデン (新潮文庫)

ホリー・ガーデン (新潮文庫)

 

大好きな江國香織さん、この本は読むの2度目です。私が特別好きな江國作品と比べると共感しにくいお話ですが、読んでいると引き込まれます。

 

6冊目!

東京タワー (新潮文庫)

東京タワー (新潮文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: 文庫
 

こちらも読むの2度目です。江國香織さんの本にしては珍しく、主人公が男子で、共感は難しくとも、読むのは楽しい作品です。最後、すっきりとはしない感じがまた良いなと思います。

 

以上です!少ないですね、、、

5月は途中からは授業もなくなるし、もっと読みたいです!

 

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オンライン授業を少しでも楽にするための工夫

こんにちは!

オンライン授業開始から5週間、、、恐ろしく課題や試験が多く、アップアップの日々を送っていました。

そして気がついたら期末試験の足音が、、、早く学期が終わってプレッシャーから解放されたいです。

 

さて、日本の大学でもオンライン授業が開始した学校も多いそうですね。今、世界中の多くの学生は、オンラインで授業を受けているのではないでしょうか。というわけで、今日の記事では、私がオンライン授業を少しでも楽にするためにしている工夫を紹介したいと思います。

 

全ての授業・セッションのzoomのリンクをまとめる

これ、かなりおすすめです。教授からは、各授業やオフィスアワーに必要なzoomのリンクがメールで送られてきたのですが、毎日膨大な量のメールが来るので、すぐにわからなくなってしまうんですね。しかも、授業ごとにメールを探していると、授業と授業の間に時間が全然なかったりするので、間に合わないんです!

それで、一つのドキュメントに、全ての授業・オフィスアワー・チューターセッションのzoomのリンクをまとめました。このドキュメントさえ開いておけば、どの授業にもスムーズに辿り着けます!

 

朝と夜にスケジュール確認

対面授業がある時と違い、物理的にいる場所は1日を通して変わることがありません。だからこそ、普段以上にスケジュール確認は徹底しています。

朝、その日の流れを確認し、すべてのミーティングのリンクがどこにあるかの把握をして、夜には、翌日のスケジュールを見て、やらなければいけないタスクが残っていないかの確認をしています。

 

また、タスク管理も以前より徹底してやるようになりました。日々人と会ったりどこかに行ったりしないと、つい日付の感覚がなくなったり、ちょっとした課題を忘れそうになったり、、、なので、学校の宿題、課外活動関連、直近のToーdo、を分けて書いておくようにしています。

 

勉強スペースは定期的に片付ける

朝と夜に、スケジュール確認と同時に机の片付けをしています。普段のように勉強場所を移動できないからこそ、部屋の机は綺麗に保ちたいなと思っています。

 

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私の机。毎晩この状態に持ってくるようにしています。

 

息抜きの時間を大切に

部屋でずっと画面を見つめていると、疲れます!だから息抜きは大切です。

私は寮の小さな1人部屋に住んでいるため、部屋で息抜きを見つけることが難しく、外に出て散歩しています。田舎なので人に会うことはまずなくて、心配することもありません。

何より外の空気はすごく新鮮で、すっきりします。

 

誘惑を断つ

誘惑を断つの、部屋にいると難しいですよね。しかも、授業もミーティングも全てオンラインとなると、電子機器を常に開いている状態、、、気がついたらソーシャルメディア等を開いてしまうという人は私だけではないはず。

 

そのために私はMacBookのスクリーンタイム機能を使用し、インスタ・Facebook・YouTubeを1日に計1時間までという制限をかけています。また、この制限はChromeには適用されないため、Block Siteという拡張機能を利用し、Facebook・Twitter・YouTube・Netflixを平日は開けないようにしています。

 携帯もスクリーンタイムを使い、ソーシャルメディアの使用を制限しています。それくらいしないと、ずっと部屋にいて誘惑に負けないってかなり難しいです。

 

そしてもう一つの誘惑がベッド!私は朝起きたら綺麗にベッドメイキングをして、ぬいぐるみを並べたりして寝っ転がりにくいようにしています。あとはきちんと着替えたりアクセサリーをつけると、寝ようという気は薄れるかなと思います。

 

こんな感じです!皆さんのオンライン授業やリモートワーク時の工夫もあったら聞きたいです!

私は授業が残り1週間!ちなみに夏休みはオーバリンに留まり、いくつか仕事を掛け持ちしてリモートワークする予定です。

 

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3月の読書記録

こんにちは!

 

もう4月なんですね。あっという間!!

高校の頃の先生が、Facebookにすごく面白いエイプリルフールのジョークを投稿していて癒されました。

 

さて、新しい月に入ったということで、毎月恒例の読書記録です。3月は、コロナウィルスの影響により休校・春休みがあったのもあり、結構読めました!

 

1冊目!

BOY WHO HARNESSED WIND MTI

BOY WHO HARNESSED WIND MTI

 

この本は、大学で受けている授業のために読みました。小学校で哲学を教える授業で、今生徒たちが学校で読んでいる本をもとにディスカッションをするので、子供たちが読んでいる本を私たちも読むんです。

でもこの本、すごくよかったです!映画にもなっているようですが、飢饉の影響で学校に行けなくなったアフリカの少年が、自力で風車を作り、電気を作り出すという実話です。残念ながらコロナの影響で、もう小学校で教えることはできなくなってしまったのですが、本当なら、この本を使ってもっとディスカッションする予定だったんです。したかったなぁ、、、

 

2冊目!

この本は、秋学期に受けた言語教育の教授におすすめされた本で、4歳から14歳までの、それぞれの年齢の子供たちの特徴や、その年齢にあった教育方法について書かれた本です。

先述した、哲学の授業に役に立つよと友達にも勧められ、読みました。すごくわかりやすくまとめられていて、読みやすかったです!今後、教育に関わっていく中で、すごく役に経つ本だなと思いました。ただ、アメリカの子供、という限定はあるので、日本でどれくらい役に立つかは?です。

 

3冊目!

 約一年前に、泣ける本が読みたいと言ったらおすすめされた本です。実際、かなり最後は泣けます。新型コロナウィルスの影響で休校になってすぐに読んだので、部屋で一人どよんとしてしまいました。でも、すごく心の温まる本でもあります!家族について、考えさせられます。

 

4冊目!

いくつもの週末 (集英社文庫)

いくつもの週末 (集英社文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2001/05/18
  • メディア: 文庫
 

大好きな江國香織さんのエッセイです。テーマは結婚生活なんですけど、江國さんの人柄が伝わってくる本で、読んでいてワクワクが止まりませんでした。こうして見ると結婚も悪くないのかもなって思いました。

 

5冊目!

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2005/11/01
  • メディア: 文庫
 

3月は、大学の図書館が閉まる前に江國香織さんの本を沢山借りたので、しばらく江國さんシリーズ続きます。ってことでこの本は、短編集なのですが、どのお話も舞台は同じなので、繋がりの見える面白い作品です。それぞれのお話の主人公は、同じ女子高に通う少女たち。同じクラスの人間模様でも、視点が違うと見えてくるものが違って、すごく面白かったです!!

この本は、相当な人間観察が為せる技だと思います。江國さんってどんなキャラクターもすごく上手く描くので、読んでいて本当に楽しいんです。

 

6冊目!

妊娠カレンダー (文春文庫)

妊娠カレンダー (文春文庫)

  • 作者:小川 洋子
  • 発売日: 1994/02/10
  • メディア: 文庫
 

小川洋子さんの、妊娠カレンダー。この本との出会いは、大学の翻訳の授業でした。この本の英語訳をした方が、ビデオ通話を介してゲストスピーカーとして授業に参加してくださったんですね。それで、興味を持って読んでみました!英語版も読みたいのですが、まだ手に入れられていません。

この物語は、妊娠した女性の日記みたいな形で、以前読んだ本で似たようなのあったなって思いました。でも面白かったです!!

 

7冊目!

泣かない子供 (角川文庫)

泣かない子供 (角川文庫)

 

以前読んだ江國香織さんのエッセイ、「泣く大人」の前作です。江國香織さんのエッセイ、大好きなのですが、このシリーズは特に好きです。江國さんのおすすめの本について沢山書いてあるので、最高すぎます。

 

8冊目!

すごいタイトルにびっくりしたのですが、一気に引き込まれるような短編集でした。私、もともとはそんなに短編集が好きではないのですが、江國香織さんの作品たちと出会って、大好きになりました。共通のテーマがあったり、繋がりが見えてあっという間に読んじゃいました。

 

9冊目!

とるにたらないものもの (集英社文庫)

とるにたらないものもの (集英社文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2006/05/19
  • メディア: 文庫
 

今月は江國香織さん三昧です。大学の図書館から沢山借りてきたんです。この本は、エッセイ集で、日常生活に存在する、とるにたらないものたちにスポットライトを当てた本です。江國香織さんの、絶妙な視点が最高です。こんなものに着目するのか、こんなことが書けるのか、とすごく驚かされました。

 

10冊目!

1月に、江國香織さんの「冷静と情熱のあいだ」を読んだのですが、そのあとに実はこのお話にはもう半分あることを知りました。江國香織さんが書いたのがあおいの視点で、辻仁成さんが書いた、順正の視点があって初めてこの物語は完成します。いま販売されているのは、この二人の作品別々で、いずれ辻仁成さんの方も読もうと思っていたのですが、図書館でこの二つが一緒になったのを見つけちゃいました。

 

この愛蔵版は、大学の図書館においてあったのですが、江國香織さんの書いたものと辻仁成さんの書いたものが交互に出てくるバージョンです。読んで、衝撃を受けました。作者が変わるたびに、文体が全く違うから、すぐにわかるんです。それと同時に、交互に読むからこそこの物語の良さは生きるなと思いました。

 

語り始めると止まらなくなりそうなくらい、この本には感情を揺さぶられました。帰国子女、という共通点があるのもありますが、主人公とものすごく共感してしまい、苦しくなりました。でも、最後には主人公の言葉に救われ、いま悩んでいることの答えまででました。何度も読み返したい、けどある程度期間を置いてから読み直したい、そんな本でした。苦しい。幸せ。両方です。


11冊目と12冊目!

Twinkle Twinkle

Twinkle Twinkle

 
きらきらひかる (新潮文庫)

きらきらひかる (新潮文庫)

 

江國香織さんシリーズ、最後を飾るのは、同じ本の英語版と日本語版両方!を読みました。翻訳のクラスをとって以来、日本語の小説をいかに英訳するか、にすごく興味を持つようになりました。

 

でも、日本語版を読んでから英語版を読んでしまうと、元の言葉や表現がわかった状態だから、翻訳のテクニックに注目しにくいんですね。なので、今回は英語版から読みました。

 

結論。やっぱり日本語のほうがわかりやすい。

すごく、うまく訳されてる部分もあれば、少し英語的にはわかりにくいところもありました。それと思ったのが、漢字の威力。登場人物の名前が漢字で表現されているだけで、その人のキャラクターに深みが出ることに驚きました。また同じ本を二言語で読むの、やりたいと思います。

 

以上です。大好きな江國香織さんの本を沢山読めた1ヶ月でした。4月はオンライン授業が始まり、新しい生活に慣れるのに少し手こずっていますが、それでも普段よりは時間があるので、沢山読みたいと思います。

 

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家を居心地よく!断捨離のススメ

こんにちは!

 

新型ウィルスの影響で家で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか?

私は、2週間前の休校の時から大学内の建物が一つを除き全て封鎖されたため、自分の寮以外に行き場もなく、ずっと引きこもっています。先週からは外出禁止令も出て、本当に出かけられない日々。散歩は行きますが、すでによく見知ったキャンパスをグルグル歩き回るのみです。

そんな生活で、春休み中、一時はかなり落ち込んだりもしたのですが、そこから脱出するきっかけとなったのが、大規模な断捨離でした!というわけで今回は断捨離のススメについて書いてみたいと思います。

 

私は、中学生の頃からこんまりさんこと近藤麻理恵さんの大ファンで、高校生くらいの頃から、ストレスが溜まるたびに断捨離をして、すっきりしてきました。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

 

断捨離って、すごく気持ちいいんですよね。今自分が大事にしたいものや価値観もわかってくるし、身の回りが整っているだけで、日々がキラキラ輝く気がします。

 

今回、断捨離しようと思い立ったきっかけは、2つありました。

  1. 急遽、寮を出ることになった周りの子たちを見ていて
  2. 江國香織さんの「冷静と情熱のあいだ」を読んで

 

一つ一つ話しますね。

一つ目は単純で、人の振り見て我が振り直せって言うじゃないです。まさにそれです。

周りが、突然のパッキングであたふたしているのを見て、気がついたんです。私、前ほど身軽じゃなくなってる、、

 

大学に来た頃はかなり荷物が少なく、簡単にまとめられた私も、気がついたら色々な書類や、もらったものや、買ったもので荷物が増えていました。身軽じゃないっていうのが自分で嫌で、断捨離しよう!って思いました。

 

二つ目は、どういうことかというと、大好きな本の、主人公のミニマルな生き方に憧れたんです。めちゃくちゃ共感できるところが多かった、「冷静と情熱のあいだ」のあおい。彼女は必要最低限の荷物しか持たず、身軽に引っ越します。

その姿に憧れて、私もそうなりたい!!と断捨離に至りました。

 

私の断捨離の仕方は、基本的にこんまりさんの本の通りです。

荷物が増えたとは言っても寮生活、量は知れているので1日で全て終わりました。服は元の3分の2ほどに、その他の雑貨、本、文房具、アクセサリー等は半分くらいの量に減りました。

 

今回、かなり思いっきり良くできたのは、ストレスが溜まっていたのもありますが、理想像がはっきりしていたことが大きかったと思います。何かを取っておくか迷ったときに、あおいみたいになりたい!と頭の中で唱えると、簡単に決断ができました。

 

そして、いらないと判断したものは、使えるか使えないかで仕分け、使えないものはごみへ。使えるものは、大学のfree storeという、無料のリサイクルショップに寄付しました。私は身長が低いので、服とかはサイズの合う人が少ないですが、誰かに使ってもらえるといいなと思います。

 

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この服たち全て寄付しました。

 

断捨離、おすすめです。机の引き出しを開けて、中が整っているだけで、日々の生活が少し楽しくなります。朝何を着るか考えながら箪笥を開いたら、どの服もお気に入りで、素敵なコーデばかり思い浮かぶなんて素敵じゃないですか?

 

それに、断捨離をしたことで、見えてくるものもたくさんあります。私は、本の断捨離をして、今持っている本を見て、自分が興味のある分野は何なのか、確信できました。

 

そんなに減らして生活に支障が出ない?と聞かれることもありますが、ないです!ときめく、お気に入りのものさえ残せば、生活には充分事足ります。

 

しばらく続きそうな引きこもり生活も、整ったお部屋のおかげで少しハッピーなものになりそうです。

 

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私が日本に帰らない理由

こんにちは!

日本でも、コロナウィルス感染拡大が懸念されていますね。志村けんさんの死去には、私も衝撃を受けました。ご冥福を心からお祈りしています。

 

さて、そんなコロナウィルス感染拡大の中、日本でよく感染源とされるのが、海外からの帰国者です。私の周りの留学中の友達も次々に帰国していて、今も留学先に留まっているのは少数派な気がします。

 

特に日本が欧州や米国からの入国規制・入国拒否という対策を取り始めてからは、帰国する学生が殺到したようです。

 

そんな中、私は今もアメリカに残っています。周りにはずっと固い意志を持って残っていると思われている私ですが、何度も揺れました。特に、絶対に帰国しないと言っていた友達たちが次々に帰国していったり、アメリカで感染が拡大していったりするのを見ていたときには、何度も帰りたいと思いました。

 

夢の中で帰るか帰らないかな決断に迫られてうなされたことも何度もあります。そんな中、なぜ私が帰らないのかを少し書いてみたいと思います。

 

目次

 

1. 空港・飛行機のリスク

まずは、今の状況で空港に行き、乗り継ぎ等を経て、飛行機に乗るリスクです。大学側からも、全学生に、国外への渡航はしないように、という通告が来ています。ただ、多くの留学生はそれでも家に帰って行きました。

 

なので、帰ることが不可能なわけではありません。でも、空港や飛行機で感染して、日本で家族や周りの人にうつしてしまったら、とか、色々考えると、できるだけリスクの高い場所には行きたくないなと思ってしまいます。

 

2. 時差でのオンライン授業

私の大学は、少なくともあと6週間のオンライン授業と、その後期末試験があります。そして、大学の上の方からの要請により、全てのクラスが、本来のスケジュール通りに行われています。

 

なので、私がもし帰ったら、毎週3日は夜11時から12時までコンピューターサイエンス、午前2時半から数学、3時半から5時半まで哲学の授業を受けなくてはなりません。あとの2日はまだ夜10時半から12時の経済だけで済みますが、完全に昼夜逆転生活です。

 

しかも宿題の締め切りもアメリカ時間だし、クラスによっては時間制限ありの試験もあります。今日、経済学のスケジュールが発表され、期末試験の時間を変えることはできないとのこと。その時間、なんと日本時間の午前3時から5時。時差のせいで期末試験の点数が落ちるのは納得がいきません。

 

でも、日本の実家でそんな昼夜逆転生活、なかなか難しいです。私の場合、実家は、私の大学進学を機に引っ越したアパートのため、そもそも自分の部屋がなく、勉強する場所がないです。しかも狭く、近隣の部屋に音が伝わるので、夜中に授業してディスカッションなんてしたら大迷惑です。

 

教授によっては、授業の出欠をゆるくしたりと少し対処してくれていますが、ディスカッションベースのクラスは、どうしても授業に出ないとついていけません。小さい大学の良さが、こういうときは仇となるんですね、、、

 

3. 空港からの交通手段

米国も、日本での入国規制対象となったため、空港から、公共交通機関を使わずに帰らないといけません。私の家には車がなく、運転できるのは家族で父のみ。となると、父が運転する時間のある日にしか帰れません。空港かなり遠いし、、、

 

4. 戻って来れなくなる心配

いまの状態では、アメリカ側が日本からの入国拒否をする可能性もあると考えています。万が一、秋学期に戻って来れなくなったらと思うとなかなか帰る勇気が出ず、、、ただこれに関しては、夏には帰るかもしれないし、いま残る理由にはなるのかわかりません。

 

5. ここにいる場所がある

これに関してはとにかく大学に感謝なのですが、留学生は全員残っててもいいよという措置のおかげで、移動せずに済んでいます。だから、こっちに居続けた方が色々な意味で楽なんです。

 

6. オーバリンは平和

連日、アメリカでの感染拡大やアジア人差別等が話題になっていますが、オハイオ州は州知事の早い行動のお陰でかなり感染者の増加スピードは緩やか、且つオーバリンは田舎なお陰でとても平和です。

 

アジア人差別がないとは言いませんが、私は殆ど遭ったことがないですし、買い占めも、全く買えない状態にはならず、数日だけスーパーが品薄になった程度でした。

田舎なので外を出歩いても全く人がいなくて、散歩とかエクササイズとしての外出は許可されているので、ぶらぶら歩けます。なんなら私は寮生活なので、外にいた方が人から離れられるくらいです。笑

 

7. ここでしかできないこと

オンライン授業なら、留学先にいる必要がないと判断した留学生も多くいますが、私はまだ、ここでしかできないことが結構残っているのも大きいです。

 

例えばアドミッションの仕事。アメリカ国内の合格者全員に手分けして電話したりしています。それ以外にも仕事がたくさんあって、電話ミーティングも頻繁です。日本にいたらなかなか気軽にミーティングできません。

 

それから、インターナショナルオフィスでのお仕事。こちらも基本リモートではあるのですが、大学の食堂とコラボして、留学生向けに普段よりアジア料理を多く提供しようという企画に参加したり。実際に街のアジア系食料品店に行って買い物したりしました!

 

そしてそして。こんな中でも、直接会おうと言ってくださる教授やスーパーバイザーの存在。まだこの街には感染者がいないのも大きいとは思いますが、ずっとここにいるんだからって言って直接会ってくれる人たちがいるから、私もここに居ようと思えます。

教授も電話番号を教えてくださって、頻繁にテキストや電話をしています。そう言ったことも、帰ったらできなくなるんですよね、、、

 

8. めんどくさい

ごめんなさい、最後は心の声です。笑。

パッキングして、空港までの交通手段を確保して、荷物の置き場所を確保して、帰る手段も整えて、ってするのがめんどくさい。それに、オンライン授業をちゃんと受ける手筈も整えなくてはいけないので、、、

 

番外編:帰りたい理由

というわけで番外編として、じゃあ帰りたい理由は何があるのかというのを書きたいと思います。私が揺れた理由です。

 

1. 自炊がつらい

大学の9割の学生が実家に帰った今も、残った学生のために食事は一応提供されています。それだけで非常にありがたいのですが、時間もオプションも限られていて、結局お世話になることは殆どありません。

 

となると食事は自炊となります。ただ、私は寮生活なので、寮に一つある共用のキッチンを使うことになります。色んな人が使うからすぐ汚れるし、部屋とは違うフロアにあるので、毎回調理器具や食料品を全て持って移動して料理して、とかなり手間がかかります。

 

実家にいたら食事の心配はしなくていいんだなと思うと、すごく惹かれます。毎日毎日、いつ何を作って食べてって考えることが

 

2. 買い物がほとんどできない

オハイオ州は外出禁止のため、街の個人経営の店はすべて閉まっています。なので、開いている1番近いお店は片道徒歩20分のスーパー。そこは品薄になっていないのがまだ救いですが、そこまで頻繁に行けないし、小さめなスーパーなので、品揃えはそこまで、、、

 

3. 孤独

基本的に寮の部屋でずっと過ごし、出かけても一人でがらんとしたキャンパスを散歩するだけなので、とにかく寂しいです。

 

こんなもんでしょうか、、、とうとう、日本、米国からの外国人は入国拒否になりましたね。どんどん帰る便も減るのかなとは思いますが、今はこっちで頑張ろうと思います。

 

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大好きな作家さんについてひたすら語る −2

というわけで思ったより遅くなってしまいましたが、前回の続きです!今回は、高校・大学編です。

最後の方はかなり語ります。笑

 

目次

 

高校生

高校生の時は、ベトナムに住んでいたので、簡単に日本の本を買える環境ではなかったです。ただ、ハノイ文庫という小さい図書室(主に子供向け、大人の本も少しあり)があって、そこでボランティアをしていたのもあり、結構本と触れる時間は持てていました。

また、インターナショナルスクールに入ったことで、日本語が恋しくなることも多く、中学時代のような部活漬けの日々でもなくなったため、読む量は割と増えていたのではないかなと思います。

 

高校時代、まずハマったのは前回の中学時代編でも触れた、自己啓発本でした。ただ、何冊も読むうちに、気づいてしまったんです、、、自己啓発本って、どれも同じようなことが書いてある。笑

もちろん、全く同じってわけではないです。ただ、結局、自分が行動しないと何も変わらないし、これ以上、自己啓発本を読んでも自分は変わらないなって判断しました。で、自己啓発本ブームは終了。

 

ただ、自己啓発本ブーム中に出会って、その後も追い続けたのが、断捨離やミニマリスト系の本!こんまりさんにハマったのも高校時代です。あとは、前回紹介した「フランス人は10着しか服を持たない」も、何度も読み返したり、英語でシリーズ全部呼んだりしました。

 

その後は、前述したハノイ文庫で、主に小説を色々と読みました。そこで、知り合いに勧められてハマったのが、有川浩さん。最初に読んだのが、「三匹のおっさん」でした。

三匹のおっさん (新潮文庫)

三匹のおっさん (新潮文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2014/06/06
  • メディア: 文庫
 

この本、ものすごく面白いので、おすすめです。結構長いのですが、さらりと読める一冊です。

 

「三匹のおっさん」のあとは、「阪急電車」、「植物図鑑」、「県庁おもてなし課」など、続けざまに有川浩さんの本を読みました。私のおすすめは、「阪急電車」です!

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫
 

 実在する電車での何気ない会話や人間模様を描いた一冊で、普段から人間観察が大好きな私には最高でした。今も何度も読み返す一冊です。

 

そして、日本への一時帰国中に、運命の出会いをします。2016年本屋大賞受賞の、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」。まだ出版されたばかりの頃、店頭に並んでいた注目のハードカバーの本たちの中で、なんとなく惹かれて手に取りました。

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

読んでみて、びっくりしました。劇的なことが起きる話ではないのですが、とにかく表現が繊細で美しくて、こんなに綺麗な文体の作家さんがいるのか、と衝撃を受けました。

 

そこで惚れた宮下奈都さん、その後、今までずっと追い続けてきました。ベトナムにいた間はなかなか日本の、特に最近の本は手に入らなかったため、高校卒業後、大学入学前に日本でたくさん読んだあたりから大ファンになりました。

 

それから、高校時代は、英語力を伸ばすために洋書も読んでいました。読みやすさ、面白さ、という点でおすすめなのはこの2冊です!

The Giver (Giver Quartet, Book 1)

The Giver (Giver Quartet, Book 1)

  • 作者:Lowry, Lois
  • 発売日: 1993/04/26
  • メディア: Kindle版
 
The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)

The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)

 

 あとは村上春樹の英語版とか読んでました。「ノルウェイの森」、「1Q84」は、英語でしか読んでいません。

 

大学生

というわけで大学生編!大学生になって、最初の頃はとにかく宮下奈都さんの本を読み続けていました。特に大好きなのが「スコーレNo. 4」!

スコーレNo.4 (光文社文庫)

スコーレNo.4 (光文社文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫
 

ここまで、本の主人公に共感し、感情を揺さぶられ、温かい気持ちにさせられたのは初めてだったかもしれません、、、たとえこの主人公と自分のいる状況やバックグラウンドは全く違っていても、びっくりするくらい共感してしまうんです。

多分その理由は、宮下奈都さんの、登場人物の描き方によるものだなと思います。登場人物が考えていることの変化、感情の揺れ動きがすごく丁寧に描かれていて、自分では言語化できないような思考が見事に描かれているんです。そして、比喩や表現が綺麗!ちょっとした景色や季節、場面の描写がすごく綺麗で、何も起きない場面でも、満たされた気持ちになります。

 

ちなみに好きすぎて、今大学でとっている翻訳の授業で、この本の一部を英訳しています。すごく難しいです。読んでいて感動した比喩やオノマトペに、いざ翻訳するとなってからめちゃくちゃ悩まされています。でも、こんなに素敵な文章が、日本でしか読まれていないのはもったいない!!将来的には、宮下奈都さんの本の翻訳に関われたらいいのにな、なんて頭の片隅で思っています。

 

宮下奈都さんの小説は全部読んだのですが、「スコーレ No. 4」以外で私がオススメするのはこれ!

田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)

田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2013/06/07
  • メディア: 文庫
 

最初にあらすじを読んだ時には、30代くらいの主人公に共感できるわけがないと思ったのに、いい意味で裏切ってくれた本です。この主人公の考えていることを読んでいると、頷くところが多すぎて本当に驚きました。大好きです。

 

さて、前述した通り、宮下奈都さんの小説は読破してしまいました。エッセイ集も、1冊を除き読破、その1冊は日本の実家に置いてきてしまったので夏までお預けです。大学にいる間は、なかなか日本語の本は手に入らず、次に何を読もう、、としばらくなっていたのですが、ここで救いの手が降りてきました。大学の日本語学科です。

 

私の大学の東アジア研究学部のオフィスには、日本語学科所有の本棚があり、主に日本に帰国した先生方の寄付した本がたくさん置いてあります。そこの本はいくらでも借りて読んで良いと先生に言っていただいてから、しょっちゅう本を借りています。

 

そして、大学2年生になって、その日本語学科の本棚で、衝撃の出会いがありました。それが、江國香織さんです。最初に読んでのが「思いわずらうことなく愉しく生きよ」

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: 文庫
 

実はこの本、タイトルを見て自己啓発本かなと思い、随分と楽観的な自己啓発本だなと手に取ったんです。それで読んで衝撃。小説だった。そして、めちゃくちゃ良かった。

まず驚いたのが、ぶっ飛んだ登場人物たち。どの人も個性的で、同じような人はまず周りにいないんですね。でも、どの登場人物も決して遠い存在ではなく、身近な存在で、共感する部分もたくさん持っていて、、、この、ありえなさそうでいて、それでいてありそうな、なんとも不思議な世界に魅了されました。

 

ちょうど江國香織さんにハマったのと時期を同じにして、角田光代さんの小説も何冊も読みました。この二人の本をたくさん読むようになったのは、おそらく私の将来への展望の変化にあった気がします。それまでは大学卒業後は大学院に行くかなと思っていたけど、あまり現実的に考えていなかったんですね。それが、現実的に就活を考え始めたのが大学二年生の秋。そして、江國香織さんや角田光代さんの本の、まさに働く若い女性像にすごく憧れを抱いたんです。

 

その後、江國香織さんの本をかなり読みまくり、今も読んでいる途中です。嬉しいことに、私の大学の図書館に江國香織さんの本がたくさん置いてあり、まだまだ読み終わりそうにありません。今まで出会ってきた作家さんって、長編・短編・エッセイってあったら、どれかが特に良い、という人が多かった気がするのですが、宮下奈都さんと江國香織さんは、どれにも違う魅力が詰まっていて、何を読んでも大好きです。

 

江國香織さんに関しては、かなりぶっ飛んだ登場人物や、行動も多いですが、思わず共感したり、憧れを持ってしまうような魅力的な登場人物たちなんです。そして江國さんのエッセイを読んでみて思うのは、この不思議な世界観は江國さんの考え方・経験等によるものなのかなということです。また、留学されていたり、小さい頃に読んでいた本など自分と被る部分があるから、私にはすごく響いたのかなと勝手に思っています。

 

江國香織さんの本で、私が特にお勧めなのは、最初に読んだ「思いわずらうことなく愉しく生きよ」と、この2冊です。

彼女たちの場合は

彼女たちの場合は

  • 作者:江國 香織
  • 発売日: 2019/05/02
  • メディア: 単行本
 

この2冊は、アメリカ在住や、帰国子女・TCKという登場人物たちに感情移入がしやすかったのも大きいとは思いますが、すごく衝撃を受けた本です。特に、「冷静と情熱のあいだ」は、恋愛面では全く共感できないはずなのに、主人公の悩みが自分に重なり、すごく苦しかったです。最後の方に出てくる言葉は思わず手帳に書き留めてしまったほど。私の大事な行動指針になっています。

 

ちなみに、英語では授業の課題として読む以外はあまり読まないのですが、読むとなると興味のある言語教育やTCK関連になります。その中でも私のバイブルとなっているのがこの本です。

Third Culture Kids 3rd Edition: Growing up among worlds
 

 

というわけで長くなってしまいましたが、大好きな作家さんと本紹介第二弾、高校生・大学生編でした!こうして見てみると、自分の思考の変化が分かってすごく面白いですね。

いま外出自粛生活を送っている方が多いと思いますが、ぜひ、これらの本を読んで見てください!私は明日からオンラインにて授業再開するので、また状況報告等、ブログに書きたいと思います。

 

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大好きな作家についてひたすら語る −1

暇です。はい。暇です。

いや、やることがないわけではないんですけど、こんなに時間があると、つい後回しにしてしまうというか、、、少しずつやること消化していってるんですけど、普通にさっさと終わってしまうんですよ!!下手に外出もできないし、部屋でやることと言えば本読んで寝てみたいな。笑

 

ずっと先延ばしにしてた確定申告もしたし、ブログネタがない!!ちなみに今日は1時間近く散歩しました。オハイオ州はまだ外出禁止になっていないのと、私の地域は田舎すぎて、歩いていても人に出会いません。

 

なので、暇を利用し、大好きな作家さんについてひたすら語るブログを書きたいと思います。ついでに、私が今までどんな本を読んできたかについても話したいと思います。

というわけで、私の本好きの歴史を一挙公開!今日は前編です。

 

目次 

 

小学校低学年

私の本好きは、小さい頃の絵本から始まっていたのですが、自分で本をガンガン読むようになったのは小学校低学年です。3年間過ごしたチュニジアから帰国し、簡単に日本語の本が手に入る環境になったのも大きいですね。

 

当時好きだったのは、リンドグレーンの「やかまし村」シリーズ、モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズ、ローラ・インガルス・ワイルダーの「大きな森の小さな家」シリーズなど。あとは「パディントン」シリーズも好きでした〜。今も昔も超がつくほどの怖がりなので、平和なお話が好きです。

「赤毛のアン」に至っては好きすぎて、小学校6年生でプリンスエドワード島に短期留学に行っちゃったほどです。

 

こうして見るとこの時期に好きだったのは海外の作家さんばかりでした。幼稚園時代、アメリカンスクールに行っていた影響が大きかったかな?あとは結構、高学年向けの本とか読んでました。

 

 

小学校高学年

この時代は、一番、年齢相応の、微妙な感じの(すみません)本を読んでた気がします。

表紙がツヤツヤしてる感じの、いっとき流行るけど2、3年したらもう誰も読んでない感じのやつです。あとは当時バレエをしていたので、バレエもののお話がすごく好きでした。正直、小学校時代は、低学年の頃の方が良いものたくさん読んでたな〜

 

でも、高学年の時も、クラスや学年で一番たくさん読んで表彰されたりしてました!

あと、6年生の時の担任の先生がすごく素敵な学級文庫を持っていて、そこで伝記とか、いっぱい読んでいました。そこの学級文庫では「ズッコケ三人組」シリーズと「いちご」シリーズにもハマりました。懐かしい〜。ズッコケは確か100巻くらいまで読んで、最後数冊だけ読まずに終わったんですよね、勿体無い、、、

いちご(1) (講談社青い鳥文庫)

いちご(1) (講談社青い鳥文庫)

  • 作者:倉橋燿子
  • 発売日: 2017/08/25
  • メディア: Kindle版
 

 

 

 

中学生

中学生の時が、読書量は一番少なかったと思います。長期休みも休みなしの体育会系文化部、吹奏楽部だったので、とにかく時間がなかったです。

 

そんな中、電車通学の時間が読書タイムでした。中学生の途中くらいからハマったのが角田光代さん。始めはこの本でした。

Presents (双葉文庫)

Presents (双葉文庫)

  • 発売日: 2008/11/13
  • メディア: 文庫
 

 ただ、ハマったと言っても、内容が当時の私には少し大人な感じで、2冊くらいを何度も読んで終わりました。笑

 

それから、テレビで特集されていたのを見たのをきっかけに朝井リョウさんにもハマりました。名前が一緒なのもありますが、、、テレビで特集されていたのは、この本のメイキングでした。なんども読んだな〜

世界地図の下書き (集英社文庫)

世界地図の下書き (集英社文庫)

 

 

あと、中学生の時に影響を強く受けたのがアンネ・フランクの日記。小学生の頃に自伝を読み、自分自身も日記をつけたりしていたのですが、ちゃんと日記を読んだのは中学生の時でした。自分と同世代ながら、自分と全く違う環境で、強く生きるアンネの姿に衝撃を受けたのを覚えています。

 

そして番外編として、中学生の頃から徐々にハマり始めたのが自己啓発本。ピークは中三・高一です。ちょうど引っ越し等で揺れ動く時期だったんですよね〜 

フランス人は10着しか服を持たない
 
ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法

ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法

  • 作者:エリカ
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 この2冊から、私の自己啓発本好きは始まりました。「フランス人は 10着しか服を持たない」は今でも定期的に読み返すし、英語版も全部読みました。ニューヨークのエリカさんの本は、かなり集めたのですが、段々と読まなくなりました。

高校生・大学生と成長するうちに、自己啓発本ってどれも同じようなことが書いてあるなと思うようになり、結局、自分の人生、よくできるのは自分だけだという結論に。フランス人の本だけは単純に読むのが好きなのと、読むとやる気が出るので今も持っています。

 

びっくりするくらい記事が長くなってきたので、高校生・大学生編は次の記事で書きます。

皆さんの本のオススメもぜひ教えてください!

 

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