Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

寮生活 〜ルームメイト〜

こんにちは!

 

今日は大学来て以来初めての朝8時の授業でした…キャンパスが静かすぎてびっくりしました!9時から授業がある人は多いのですが、8時からの授業は人気がありません。

 

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今日はバレンタインなので教授がお菓子くれました!アメリカのお菓子はすごい甘いので積極的には食べないのですが日本のお菓子は嬉しいです😊

 

さて、タイトルにもありますが寮生活とルームメイトについて書きたいと思います。日本一時帰国中に色んな人と話していて寮生活だと言うと、1人部屋なの?とよく聞かれました。

 

日本の学生寮や社員寮は1人部屋が多いのかなと思いますが、アメリカの大学の寮、特に1、2年生は2人部屋が多いです!私もopen doubleと言って、仕切りのない一部屋にルームメイトと2人で住んでいます。

 

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ちなみにこれが部屋の私が住んでる側です。結構広めの部屋でラッキーでした。部屋はこの写真の倍の広さで反対側にルームメイトのベッドや机があります。

 

ルームメイトとのマッチングは入学前に答える簡単なアンケートによって大学側が決めてくれる場合が殆どだと思います。もちろん、友達が同じ大学に進学する場合は友達とルームメイトになることをリクエストすることもできます。でも私の周りでもそういうケースは少なくて殆どみんなランダムにルームメイトが決まっています。

 

ルームメイトを決めるためのアンケートは、大学によるかと思いますが、就寝時間、起床時間、音楽の好み等が聞かれました。でもアンケートはすごく簡単で、例えば就寝時間は12時より前か後かの二択でした。そしてこれ、私の経験上、全く当てになりません!

 

もちろん、音楽の好みがピタリと合って意気投合する、なんてこともたまにはあるかもしれません。でも、就寝時間、起床時間は大学入学という環境の変化によって変わります。親と住んでいない、授業が毎朝8時半からではなくなる、夜まで授業がある、課外活動がある、等の外的要因により、たとえ自分では大学に行っても早寝早起きを続けると思っていても多少は生活のリズムが変わることは防げません。

 

私も、大学に来たときにルームメイトと話したら、就寝時間、起床時間がピタリと合っていてすごく嬉しかったんです。私はかなり朝型で早寝早起きしたいタイプなのですが、ルームメイトも宿題とか朝やることもあるとか言ってて意気投合。オリエンテーションから最初の週にかけては2人とも7時までには起き、一緒に食堂で朝ごはん食べていました。これ書いててそんなこともあったなといま驚いています。笑

 

少し経つうちに、私もルームメイトも忙しくなっていって。夜までリハーサルだったり午前11時まで授業がなかったり。毎朝7時半の食堂オープンと同時に朝ごはんを食べていた私も、毎日は食堂に行かなくなり。日によっては朝顔を合わせないことも出てきました。

 

今学期、私は毎日朝から授業があります。早いと8時、遅くても9時には授業が始まります。だからそれなりの時間には起きて準備します。それに対してルームメイト。私が9時から授業の日は最初の授業が10時、私が8時から授業の日は最初の授業が午後1時半!!全くタイミングが合いません。

 

ここで愚痴を言いたいのではなく、最近学んだのが、こういう時に気を使いすぎるのは良くないということです。生活リズムが合わないのは仕方ない。それぞれの人生です。でも、日本人だからか?音を立てちゃいけない、起こしちゃいけないとかなり前は気を使っていました。

 

でも別に良いんじゃないかなって思えるようになって楽になりました。もちろん、大きい音は立てないように夜のうちに準備しておきます。でもちょっとした生活音では普通の人は起きないです。起きてもすぐに寝れます。だから、気を使いすぎないのは、ルームメイトとの生活には必要かなと思いました。

 

そしてもう一つ重要なのがコミュニケーション!!授業スケジュールや、課外活動のイベント等は伝えておくと、向こうも教えてくれてお互い理解し合えます。それ以外でも、ちょっとした会話を振ったりお菓子分けたりするだけでルームメイトとの関係はスムーズにいったりします。

 

私も最初の2ヶ月くらいは単なる同居人で、気まずかったのですが、いつからか小さいことでも話すようにしたらすごく仲良くなりました。先学期は中国語の授業が一緒で、ちょっとライバル意識バチバチしてた頃もあったのですが、小さい会話を積み重ねて授業でも仲良く話すようになりました。今学期は一緒に和太鼓を取っていて、一緒に行き帰りしたりスムージー飲んだり。ルームメイトと仲良くなると大学生活の日常生活の部分が楽しくなります!

 

もちろん、赤の他人が一緒に住むのは難しいところもいっぱいあります。例えばバッググラウンドの違い。大学によっては留学生にアメリカに馴染んで欲しいという願いから留学生は必ずアメリカ人のルームメイトになるところもあります。オーバリンは単に合う人を合わせているため、むしろ留学生同士、同じ国同士も多いです。(日本人は少ないのであまり聞いたことないですが)

 

それでも喧嘩が起きることもあります。私の身の回りでも、窓を開ける開けないとか目覚ましのスヌーズを何回も鳴らす、夜帰ってくるのが遅い、彼女を連れ込んだ、等で喧嘩になり、部屋を変更した人も結構います。スヌーズは私も思ったことはあり、私の場合は自分の方が先に起きれば良いって結論に至りましたが、共同生活は難しいです。

 

でもここに書いたように、

  1. 気を使いすぎない
  2. 小さいコミュニケーションを大切にする

をやって、あとは流れに身を任せるしかないのかなと思います。

 

ちなみになぜこの記事を書こうかと思ったかというと、最近、夜は私が寝ていて、朝はルームメイトが寝ているので朝も夜も顔を合わせないから。今朝も朝早くて申し訳ないなと思いつつ部屋を出ました。

 

さて、今日はバレンタイン。私はルームメイトの机に小さな折り紙の箱とチョコを仕込もうと思います。

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では!