Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

5月の読書記録 - 2

では、前回の続きを書いていきます。

 

5月の読書記録、前半はこちらから↓

ryooberlin.hatenablog.com

 

9冊目!

幹事のアッコちゃん (双葉文庫)

幹事のアッコちゃん (双葉文庫)

  • 作者:柚木 麻子
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 文庫
 

アッコちゃんシリーズ最終巻!どれも面白くてあっという間に読み終えてしまいました。最後はかなりぶっ飛んだ設定でびっくりしましたが、それでもあり得なくはないと思わせてくるあたり、アッコちゃんのキャラだなと思います。

にしてもこの本の登場人物たち、実在しないのは分かっていても羨ましすぎる。。。

 

10冊目!

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)

  • 作者:友井羊
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: Kindle版
 

小川糸さんや柚木麻子さんの本のおかげで食べ物がテーマの本にハマった今月、そんな話をお母さんにしたところ、勧められたのがこの本でした。推理小説は苦手な私ですが、この本はとっつきやすくてあっという間に読んでしまいました。

 

すごく優しく穏やかな素敵なお話です。続編があるからか、登場人物は割と謎に包まれたまま終わった部分も多く、少しモヤモヤしています。でも続きを読むほどではないかなとも思っています。

 

11冊目!

あまからカルテット (文春文庫)

あまからカルテット (文春文庫)

  • 作者:柚木 麻子
  • 発売日: 2013/11/08
  • メディア: 文庫
 

また出ました柚木麻子さん!私は誰か作家さんにハマるととことん読んでいくタイプです。そのせいで宮下奈都さんに関しては著書全て読破、江國香織さんも読破目指してますが、江國さんの方が著書が多く、Kindleにないので新たな作家さんに手を出したわけです。

 

でこの「あまからカルテット」、私の中では大ヒットでした!!友達4人組が互いの悩みを様々な手で解決していく、シンプルでいて奥の深いお話です。

個人的に学生の頃から続く友達関係には一切共感できなかったものの、素敵な友情も、食べ物を使って問題解決していく姿も読んでいて心が温まりました。おすすめです!!

 

12冊目!

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

聞いたことはあったこの本、読んでみました!正直、登場人物に共感することはできなかったし、自分と全くシチュエーションが違うのに、それでいてひきこまれ、わかる!と思う場面もあり、驚きました。

 

この本、すごいです。現実世界にこんな人は居ないだろうけど、それでいて私たちの住む社会の様々な問題を映し出している気がします。考えさせられる本でした。

 

13冊目!

そして、バトンは渡された (文春e-book)

そして、バトンは渡された (文春e-book)

 

母が2人、父が3人いる女の子のお話。と聞くと複雑そうですが、みんなからの愛を感じ、幸せに生きる少女が主人公の、心が温まるお話です。

 

幸福っていろいろな形があるんだなということを考えさせてくれます。瀬尾まいこさんの本は、前にも読みましたが、ねじれのある家族とその中に見出す幸せみたいなものが描かれているのが素敵だなと思います。

 

14冊目!

つるかめ助産院 (集英社文庫)

つるかめ助産院 (集英社文庫)

  • 作者:小川 糸
  • 発売日: 2012/06/26
  • メディア: 文庫
 

こちらも小川糸さんのお話です。この本は、すごく心温まるお話でした。現代人に必要なものが詰まってるような、そんな本で、自分の生活を見つめ直したくなりました。

 

小川糸さんのお話ってどれも人間の生活の基本や本質に立ち返ったものが多く、つい日々の仕事や様々なことに追われて忘れがちなことに気づかされる気がします。

 

15冊目!

これは江國香織さんの本をKindleで探していたときに見つけて、いま友達が読んでいるというので私も読んでみました。

7人の作家さんがそれぞれにいじめをテーマに描いた短編小説が収録されているのですが、考えさせられるお話がいっぱいです。

 

私が特に好きだったのは辻村深月さんの早穂とゆかり、それから中島さなえさんのメントールでした。どちらもいじめの定義や、誰が悪いのかという質問を問いただしてくれるお話でした。

 

16冊目!

あつあつを召し上がれ

あつあつを召し上がれ

  • 作者:小川糸
  • 発売日: 2012/11/30
  • メディア: Kindle版
 

こちらは小川糸さんの短編集で、どのお話も何か食べ物がテーマになっています。これを読んで、個人的には小川糸さんの本は長編が好きだなと感じました。本一冊かけて少しずつ積み上げられていく感じがすごく好きです。

でも、この短編集にもさまざまな素敵が散りばめられていて、食べ物の描写も含めてすごく綺麗でした!

 

というわけで以上です!5月は後半に一気に読みました。

6月は夏休み、沢山読むぞと思っていたのですが予想外に仕事が忙しいのでどうなることやら。。。合間を縫って読みたいと思います!読みたい本が沢山溜まってます。

 

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