Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

春学期振り返り 〜授業〜

こんにちは!

 

学期末に試験の合間を縫って書き出したブログのトピックリストから、今学期の振り返りをしていきたいと思います。今学期取った授業に関しては以前書きました。

 

ryooberlin.hatenablog.com

 

今回はその授業の振り返りを、楽だった順に書いていきたいと思います。

 

☆ ECON 220: The Economics of Labor Markets

労働経済学の授業!このクラスでは、労働市場の需要と供給、最低賃金の設定や労働組合、収入と教育の関係性等について学びました。将来は教育経済学を学びたい私にとって、その分野に少し触れられたのが凄く楽しかったです。

楽だった、というのは、他のクラスと比べての話ではありますが、ちゃんと教科書読んで授業に行っていれば特に困ることはなかったです。課題も割と少なめで、2週間に一回提出の課題は1時間で終わるし、ペーパーも一本あったものの、一回下書きを提出してフィードバックをもらってから本番だったので結構楽でした。でも、ペーパーでは日本の公立校教員の採用について調べたり、興味のある分野を突き詰められたので楽しかったです!

学期通しての課題は、problem set、いわゆるプリントが4セット、ペーパーが一本、中間試験に期末試験でした。勉強時間は週に3〜5時間と他教科に比べて結構少なかったです。

 

☆ JAPN 454: Japanese Language Pedagogy

日本語教授法の授業!日本語のチューターとかをやっていて、自分の母語を第二言語として教えるって難しいなと実感していたので、そこをもっとアカデミックに学べたのが楽しかったです。言語を学ぶというのはどういうことかから始まり、最後には生徒それぞれが一つずつ文法事項を選び、模擬授業を行いました。宿題は毎回あり、日本語で宿題をするのが久しぶりすぎて、どうやって質問に答えるかで意外と苦労しました。が、すごく内容が面白くて、毎回宿題はぎっしり書いて提出していました。模擬授業も、びっくりするくらい緊張せず、教える楽しさを実感できました。経済学より大変だった理由は朝8時の授業だったのと、経済より個人的には力を入れていたからです。

学期の半分と短い期間だったのが残念でしたが、来学期は言語教授法の授業を取ることになり、さらに突き詰められるのが楽しみです。

 

☆ HIST 214: Oberlin Oral History; CBL & R Practicum

オーバリンの口述史の授業!これは、今後何年も続いていくプロジェクトの始まりとして、学生と教授とコミュニティの人たちみんなで作り上げていく授業でした。内容としては、オーバリンの街の公立の学校で、黒人女性として初めて教師になった方の人生をデジタルで展示するというものでした。コミュニティの人にインタビューしたり、大学の、昔からの資料が残っている資料室に行ったり、面白い経験が色々とできたかなとは思います。が、はっきりとした道筋がなかったので、途中で今やってることが合ってるのか不安になることもあり、そういう意味では大変だったかなと思います。

教授が、私の入学時のアドバイザーの方だったので、そこはやりやすかったです!

この授業ははっきりとした宿題は少なかったですが、最初の頃は毎回100ページ以上のリーディング、そしてリフレクションが多いクラスでした。あとはアテネにある大学とコラボして、そこの学生とのインタビューの課題等もありました。

 

☆ MATH 220: Discrete Mathematics

大変だったトップ2は離散数学です!この授業は、毎学期教える教授が変わるのですが、すごく難しいことで有名な教授に当たり、散々先輩たちにはやめたほうがいいと言われたクラスでした。

実際、3回あった中間試験のうちの一回は25点満点中、中央値が12点だったり、かなり苦労していた人の多かったクラスでした。

基本的に課題は毎週水曜日提出、それにかかる時間は大体週に7〜10時間。課題がプログラミングだったのと、内容が全て証明だったので結構つらかったです。そして中間試験が3回、期末試験1回。ペースを掴むまでは大変で、3月ごろは数学のクラスやチューターが夢にまで出てくるほどでしたが、最終的にはかなり良い成績が取れて良かったです。あと、友達がクラスのアシスタント兼チューターをやっていて、個人的にすごくサポートしてもらったなと思うので感謝しかないです。

 

☆ EDUC 300: Principles of Education

何度かブログにも書いた教育学!これは基本的に3、4年生限定の授業なだけあって容赦なかったです。毎回課されるリーディングは歴史の授業とあまり変わらないかむしろ少ない時もありましたが、突然2日で本2冊+論文一本+ニュース記事1つ読む課題が出たり。

そして、プレゼンの量が多かった!グループでやるプレゼン2つ、ペアでのプレゼン1つ、個人のファイナルプレゼン1つ。しかもグループのプレゼンは、以前記事にもしましたが、歴史人物になりきってみたり、体験型だったり。教授曰く、旦那さんに授業の話をしたら、自分だったら絶対にそんな授業受けたくないと言われたそうです。笑。

ryooberlin.hatenablog.com

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でも、すごく学ぶものは多かった気がします。個人的にはアメリカの教育事情を知らない身として苦労することも多かったものの、常にリーディングをしてはアメリカの教育事情と日本の教育事情について自分で調べたその努力はどこかで生きてくると信じています。ただその分、予習には人一倍時間はかかりました…普段ならあっという間に終わる15ページ程度のリーディングに2時間以上かけ、じっくり読み込んでリサーチして…というわけで今学期の大変だったで賞です!

ちなみにその他の大きな課題はグループで書く中間試験、ファイナルの10ページのペーパー、プレゼンに付随して作るプリントなどでした。

 

て感じです。ちなみに来学期の授業は今学期と同レベルくらい。あまり心配はしていません。また紹介しますね!

 

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