Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

目の前に来たチャンスは全部掴む

もう4月も後半というのが信じられません。4月最初の週から今週にかけて3週連続で、今年の秋入学の合格者向けイベント、All Roads Lead to Oberlinが行われていたのですが、それも終わり。

 

ちなみに、アメリカの大学は3月後半から4月頭にかけて結果がメールでバーっと来て、みんなどこに行くかを5月1日までに決めます。なので、4月はどの大学も、学生に来てもらおうと必死で色々なイベントを開催します。オーバリンも例外ではなく、私もアドミッションのスタッフとして結構、活動してました。毎週のツアーだったり、今週は来てた子を一人、部屋に泊め、夜には留学生オフィスでゲームナイトのイベントも開催!でも話した子たちみんないい子で、来年は同じキャンパスで大学生活を送ることになる子もいることを考えたら楽しみです。どうしてもこういうイベントとかって留学生の参加率が少なめなので(海外からわざわざ来るのは大変ですし)、今回は留学生オフィスを開放したり、少しでも留学生たちについても知ってもらえたら嬉しいなって思います。

 

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ちなみに初めてCards Against Humanityをやりました〜

 

さて、そんなわけで忙しくしていたらあっという間に終わりそうな4月ですが、私がすごく忙しくしていた要因の一つが、仕事量の増加でした。タイトル通り、来たチャンスを全て掴んでいたら掴みすぎちゃったというお話です。

 

以前、課外活動の記事でやっている仕事について触れました。

ryooberlin.hatenablog.com

しかし!!その後、春休み前から春休み明けにかけて一気に仕事が増え、現在、仕事4つ、週16時間です。ちなみに、留学生は学生ビザの規定により、仕事(バイト)は週に20時間まで、キャンパス内のお仕事のみに限定されています。なので制限ギリギリ!

 

というわけで、何をやっているのか、どうやってその仕事をゲットしたのか少し書いてみたいと思います。

 

  • 日本語チューター

唯一、一学期目から続けて来た仕事です。初級日本語の授業を取っている学生必須の会話セッションと、授業外でもっと勉強したいという学生向けの個人チューターの二つをしています。会話セッションは、自分で教科書を読んでレッスン内容を考えたりするので、大変ですが、やり甲斐はあります。個人チューターは最近、私のバタバタスケジュールのせいで時間変更させてもらったり、逆に学生の方から直前キャンセルや直前にお願いされたり大変な面もありつつ、秋学期の、一から日本語を始めたみんなを知っていると、どんどん日本語を話せるようになって行くのを見るのが楽しいです。もともと教育学には興味があったのですが、日本語チューターを通して本当に教えることの喜びとか、言語教育の面白さや難しさが少しわかったかなと思います。まだまだですが、、、

 

ちなみにこのお仕事は、大学の日本語の先生方とお話しし、オファーをもらいました。なので特にアプリケーションとかはなかったです。言語チューター、特に日本語のようにネイティブがそんなにいない言語だと、結構やりやすいと思うので、留学生にはおすすめです!

 

  • アドミッションのツアーガイド

これも何度も書いてますが、大学を見に来る高校生、家族向けのツアーをするお仕事。オーバリンの場合、後ろ歩きができることが条件で、1時間のツアー、全てを後ろ歩きで行います。トレーニングもしっかりしていて、まずは先輩のツアーを見学、その後は何度か先輩と半部ずつツアー、その後、それぞれに割り当てられたツアーメンターと言われる人にツアーを審査してもらい、合格が出たら晴れてソロツアーデビューです。プロセスは長かったですが、ツアーメンターがすごくいい人で、トレーニング中も終わってからも何かあったら真摯に相談に乗ってくれて、すごく楽しくお仕事できてるかなと思います。

 

このお仕事は受かるまでもプロセスが長くて、まずは書類審査、通ったら面接です。面接も、面接官が5人ほど?2部屋に分かれていて、どっちも行って、別々の質問を聞かれます。面接は質問に答えるだけでなく、1分間のスピーチを用意して行ったりもあり、後から他のツアーガイドたちと面接どうだった?って結構話題になりました。正直、受かってびっくりでしたが、すごく充実していて、ツアー楽しいです!

 

  • 留学生オフィスのアシスタント

これは、新しいお仕事です。私はISO、International Student Organizationに入っていて、ミーティングでいつも留学生オフィスに行くので、ここで働いているスタッフとは知り合いで、そのおかげでオファーをもらいました。審査なしです。いきなり、仕事しない?と聞かれて、あっさり採用。完全にコネです。笑

 

仕事内容としては雑用が多くて、書類の整理とかニュースレターの作成、フェイスブックページの管理等。でも、整理とかが大好きな私にとっては、無心になれて、意外と癒しの時間です。

 

  • 歴史の教授のリサーチアシスタント

こちらも新しいお仕事。韓国の歴史専門の教授の研究のお手伝いとして、日本語の文献を読み、翻訳・要約をしています。日本で受けた歴史の授業では習わないような内容なので、すごく面白くて、いつも興味津々です。韓国の歴史なので、漢字で書かれた韓国の地名人名を英語に直すのにすごく苦労していますが、いい経験になるなと思って頑張っています。

 

ちなみにこの仕事もコネで。この歴史の教授が、仲のいい中国語の教授に、日本語を読める学生を探してるという話をしたらしいんですね。で、私は秋学期、中国語をとっていた時に、割と積極的に中国語テーブル(お昼食べながら先生たちと中国語で話す)に行っていたので、その中国語の教授と知り合いだったんです。授業はとったことがないのですが、結構仲が良かったので、それで推薦してくれて、トントン拍子に決まりました。どこで繋がるかわかりませんね。

 

と、ここまで読んでもらったらわかる通り、私、実際に応募した仕事はたったの1つなんです。その他はコネクションです。そして、バラエティー豊か!私も、大学に最初に来た時には、キャンパス内の仕事と言えば食堂と図書館というイメージだったのですが、それ以外のお仕事も本当に沢山あります。また、私は色々と声をかけてもらって異様に運が良かったですが、多くの仕事は大学がまとめて載せているウェブサイトがあり、そこを見て応募する感じです。

 

でも、私がかなりコネで仕事のオファーを頂いたように、そのウェブサイトに載る前に誰かの手に渡ってしまう仕事というのも結構あるため、学内の色々な教授やスタッフと関係を築くというのはすごく大切だと思います!

 

そして、このブログのタイトルにもありますが、面白そう、って思った仕事を見つけたら、チャンスだと思って飛びつくのは大事だなと思います。これは仕事に限らず、課外活動等でもそうです。ただ、オーバリンのような小さいリベラルアーツ大学あるあるなのかもしれませんが、全部掴んでいると異様に忙しい生活になるので、ある程度、調整はしつつ。そこはちょっと反省しています。でも、どのお仕事も違う意味で楽しく、良い経験なので手放せない!!そして来学期、もう一つお仕事に受かっちゃいました。これについては来学期の授業や課外活動についての記事で書こうと思います。

 

別の記事でも書きましたが、今週は来学期の履修登録ウィーク。こちらも予想外に波乱の展開となったので、また書きます。

 

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