Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

アメリカ大学生活 〜食事情〜

ちょっとリアルな話をしたいと思います。笑

 

日本に一時帰国した時など、人と話しててよく聞かれるのが自炊なの?とか食堂のご飯ってまずいんでしょ?です。なので私のリアルな食生活を紹介しようと思います。

 

まず、オーバリンでは食事のオプションが大きく分けて3つあります。

1つ目は自炊で、これは上級生になってキッチン付きの部屋に住めるようにならないと毎日は無理だと思います。一応、各寮にキッチンは付いているので、私もたまに料理することもあります。

2つ目がCDS, College Dining Servicesと言って、いわゆる大学が提供する食事、食堂や売店がこれに含まれます。食堂は朝昼晩出る大きいところや、夜食を出すところなどがあります。そして売店はサンドイッチやピザ、サラダ、スムージー等が買えます。これらに共通するのは、ミールスワイプという食事券で飲食ができるということです。

3つ目がcoopで、これはオーバリン特有かもしれません。ざっくり説明すると生徒たちが自分たちの食や生活に気を配ろうというプログラムで、coopに入ると、シフト制で自分たちで日々の食事を作ります。coopも何種類かあり、ベジタリアンの人たち用のなど、目的意識を持った人たちの集まりという感じです。coopの利点は、食費がCDSの約半分なこと!と、総じて食事が美味しいことです。ただ、日々の食事時間が決まっていたり、朝ごはんは出なかったり、それぞれが強いコミュニティとなっているので馴染めないとつらかったり、とデメリットもあると思います。

 

そして、このオプションからどう選ぶかですが、現在、1、2年生はcoopにするか、CDSで一学期300食か、の2つのオプションしかありません。上級生はもっと食事数の少ないオプションも選べます。300食というのは、先述したミールスワイプ、食事券が学生証にチャージされていて、スイカやパスモのような要領で食堂や売店で支払います。私はcoopだと料理のシフトがあったり時間が取られそうなのが嫌なのでCDSです。でも一学期300食は、使い切る人ほとんどいません。私は先学期93食分余りました…

 

さて、ざっくりと食事のシステムを説明したところで、実際の食事です。来たばかりの頃はよく親に写真を送っていて、最近はブログのために撮ったりもしていたので、写真が沢山あります。

 

朝ごはん (平日)

朝は時間がないと抜きがちですが、平日は食堂が7時半から、売店が7時から開いています。

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これは食堂でよく食べる朝食です。甘いものが苦手なので、甘くないもの、となるとスクランブルエッグとポテトばかりになります…黄色いですね 笑
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ドーナッツ等の甘いものは結構充実しています!これは見た目がましだったので試してみたら割とほのかな甘さで良かったです。
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これは友達の朝食。あまりにすごい見た目のドーナッツにびっくり…こっちではポンデリングみたいなものには出会えません。

 

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これは売店で買ったもの。大抵、サンドイッチかパン、ヨーグルトバー、ジュース、ドーナッツの組み合わせです。最近はこのヨーグルトをいかに綺麗な断面にできるかに凝っています 笑

 

昼ご飯と夜ご飯 (平日)

食堂も売店も昼と夜は大差ないので一緒にします。

食堂は肉類、ベジタリアンメニュー、ピザ、パスタ、ポテト、ハンバーガー、ホットドッグ、サラダバー、とアメリカンな料理を中心に色々と選べるようになっています。

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ここら辺はまあ美味しかったメニューかなと思います。ちなみに4枚目の、カレーなんですが、初めて食堂で白米を見つけたのですごく嬉しかったです。

 

そして売店は、サンドイッチ、サラダ、チリという豆のスープ、スムージー等が買えます。

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自分でもよくこんな写真を撮ってたなと少し呆れましたがこんな感じです!ちなみに、サンドイッチは野菜が全く入ってなかったりするので、原材料要チェックです!

 

週末の食事

週末は朝、食堂が開くのが異様に遅く、しかも朝ごはんと言われる9時半から11時は、セルフサービスのドーナッツやワッフル等、甘いものしかないので滅多に行きません。

 

11時半からのお昼ご飯のメニューが、甘くない朝食メニューみたいな感じです。そして毎週末長い列ができるのがオムレツ!材料を選んで作ってくれるやつです。

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私も週末は朝起きて勉強して11時半まで待ち、列に並んでオムレツをブランチにすることが多いです。

 

夜は食堂に行くこともありますが、料理したり。

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(これ見てわかるかもしれませんが、私は卵焼きしか作れません 笑)

 

あと日曜は街に住むオーバリン卒業生のご夫婦が振舞ってくれるディナーがあり、それに行っています。留学生中心で、とにかく来てる人たちがみんな優しくて、みんなに会って話したくて行ってますが食事も美味しいです。(写真はありません)

 

外食

長くなってしまいましたが、最後に外食に関して。オーバリンの街にもいくつかレストランはあるので、たまに行きます。ちなみに日本食はありませんが中華の店が寿司を出しています。

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上の2つは、アジア系食料品店に併設している小さなレストランというか小料理店みたいなところ。キムチとか韓国系の料理が多い気がします。
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こちらはアジアの色々な料理を融合させたレストラン。割と高いのであまり行きません。
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ここはブランチが人気なハンバーガー屋。オハイオでも有名らしいのですが、2回くらいしか行ったことがありません 笑

 

あとは、勉強しにカフェに行ったり、暖かい季節はアイスクリーム屋さんに行ったりもします。が外食のオプションは田舎なので少なめかなと思います。私的には十分です。

 

と色々書きましたが、少しアメリカの大学のリアルな食生活が見えたら嬉しいです。もちろん、大学によっても違うし、都会の大学だともっと外食のオプションが多かったりするでしょうがオハイオの田舎での食生活の紹介でした〜