Oberlin life 〜アメリカ大学留学記〜

アメリカ、オハイオ州にあるオーバリン大学の1年生です。人口8000人の小さな街での大学生活について綴っています。

お久しぶりです!卒業しました!

とっっっっっっっってもお久しぶりです!!

ブログの存在は頭の片隅にあったものの、なかなか忙しくて書けずにいました。でも、最近周りの人たちから読んでると(ありがたいことに)言っていただくことが増えて、更新しようと思った次第です。

色々と話したいことはあるのですが、とりあえず今回は近況報告から。

 

大学卒業しました!!!🎓

 

はい。更新を半年以上サボっていた間に大学を卒業してしまいました。というわけで卒業と今の近況について話していきます!

 

【卒業式】

卒業式は、6月の頭に行われました。大学のスケジュールが少しズレていて、他大学より2週間ほど遅い+期末試験終了の翌日の卒業式でした。すごいストレスでした。爆笑

試験の勉強もあるのに卒業前のいろんなお祝いとかが全部かぶって、すごくバタバタしていました。それに加え、今回、両親が来る予定だったのですが、さまざまな事情により急遽来れなくなってしまい。そのために色々と走り回ったりでなかなか大変でした。この件に関してはあまり詳しく書けないのですが、正直すごく落ち込みました。

 

そんな中でも、卒業式自体はすごく楽しかったです!!オーバリンの卒業式って服装自由なんですね。卒業式の自由度に関しては以前書きました↓

ryooberlin.hatenablog.com

それで私も袴が着たい!!と思い、袴着ました!親が来れなかったので、大学の日本語の先生が着付けを手伝ってくださりました(ありがとうございます)!

いろんな方から褒めてもらえてすごく嬉しかったです。アメリカの、知らない人でも褒めるカルチャー、すごく好きです。

ちょうどマスクしてるいい感じの写真発見!スクールカラーの赤を取り入れた袴にしました!

これって他の大学ではどうかわからないのですが、オーバリン、教授があまり卒業式にこないんですね。でも、私の大好きな先生方はみんな来てくれて、写真も撮れたのでよかったです!大学4年間お世話になりまくったメンター的存在の教授は、お呼び出ししてきてもらっちゃいました。写真撮ってお昼食べて、ちゃんと話せてすごく嬉しかったです。

 

そしてそして!!卒業式翌日には仲の良い教授・スタッフが集まってパーティーをしてくださりました。親が来れなくて寂しい思いが少しでも薄れたらって言って。後からいろんな人に驚かれたくらい大学のお偉い(笑)方とかもいて、畏れ多いくらいでした。が本当に幸せすぎました。オーバリンが「ホーム」になったんだなって実感した瞬間でした。

 

【夏休み】

卒業後は、約2ヶ月日本で過ごしました。2年半ぶりの日本!!今回はきちんとした「休み」にしようと思って、バイトもインターンもせず、ひたすら遊んでました。

ビーチ行ったりかき氷食べたり、オハイオでは食べられない海鮮も満喫して、国内旅行もたくさんしました。これらに関してはまた詳しく書くかもしれませんが、とにかく楽しかった!!と同時に、今までとは違う友達たちと遊んで、自分の中で「日本」へのイメージが変わった夏でした。楽しかったなあ。今でも戻りたいです。

 

【現在】

そして現在ですが、なんとオーバリンでフルタイムの職員として働いています。まさかこんな進路になるとは。あまりブログには書いていなかったのですが、私は大学3年生で日本の就活をして、全落ち、見事に挫折しました。そこから色々と紆余曲折を経て、大学の教授から声をかけてもらい、今の仕事に落ち着きました。今回の記事は近況報告がメインなので詳しくは書きませんが、また仕事については書きます!!でも1つ言えるのは、すごく楽しいです!!仕事内容は自分に合っているなと思うし、日々1つのことにフォーカスして没頭できるのが新鮮で楽しいです。

ただ、学生から社会人になるその変化は感じています。学生の時ってなんだかんだすごく周りのサポートがあったなと。それが今は自分からもっと助けを求めないと誰も助けてくれないし、仕事だと自分でなんとかしなきゃいけないこともとても多いです。私の上司はあまり指示をしてくれるタイプではないので、時に遠回りしながら、かなり自力で頑張っています。

 

という感じです!仕事について等書きたい事はたくさんあるので、また投稿します!!

そしてブログの名前なのですが、もう大学留学ではないものの、Oberlinにいる事は変わりないので、今は変えずにいきます。今後もよろしくお願いします!

 

【アメリカ大学受験】質問の聞き方!

こんにちは!オーバリンはここ1週間極寒です…授業はリモートだし、ファイナルは迫ってきてるしで引きこもりです。

 

というわけで今日はずっと書きたかった内容のブログを書いていきたいと思います。ズバリ、大学受験時の質問の聞き方!です。

 

なぜ質問の聞き方?

まずは、なぜこのトピックを書こうと思ったのかについて。私は、大学のアドミッションオフィスで働いています(このブログでも何度か書きました)

4年生になって、学生がつけるポジションの中では1番上のポジションにつき、キャンパスツアー・面接・説明会・大学フェア・高校訪問、などを通じてたくさんの高校生と話してきました。そうすると、毎週かなりの数の質問を口頭でもメールでも聞かれるんですね。

別に質問に間違いはないですし、みんな好きな質問を聞けばいいとは思うのですが、私が聞きにくい!とかこれはやめてほしい!って思うものって、結局いい答えが出せないから聞いてくれる高校生にも利益が少ないなあと思っていて…というわけで、私が何百回・何千回と質問に答えてきた経験と、周りの仕事仲間のみんなの話を総合して書いていきたいと思います。

 

避けるべき質問

まずは、避けるべき質問!というか避けるべき聞き方かな?と、対処法をシェアします!

  • あなたの経験について教えてください!

これ、かなり多いです…が、ちょっと範囲が広すぎる…これと似た感じで、「オーバリンでの生活について教えてください!」もあります。現役学生や卒業生と話していたら経験談を聞きたいのは当然だと思います。しかし、ただ「経験について教えてください」だと、何について話したいの?何が聞きたいの?となってしまってこっちもうまく話せないです。

その場合、私は、「学問・寮生活・課外活動、どれについて聞きたい?」などと聞き返すようにしています。というわけで経験談について聞きたいときはこうやってカテゴリーに分けて聞くか、「大学生活での思い出を教えてください!」「大学で好きなことはなんですか?」等聞くと良いと思います!

 

  • 〇〇のプログラムの詳しい話を聞かせてください!

これも多いです。数学・経済学専攻の私について、「美術史専攻について詳しく教えてください」と言われても、ウェブサイトに書いてあることしか話せません…というわけで、まずは「〇〇のプログラムについて何か知っていますか?」と聞いて、ないと言われたら、連絡先等を聞くのが一番だと思います。

 

  • ウェブサイトに載ってない情報はなんですか?

これもたまにあります。よく海外大学受験対策の塾とか学校の先生に、「ウェブサイトに載ってない質問をしましょう」ってアドバイスされると思います。私もありました。でも、それを額面通り受け取ってウェブサイトに載ってない情報を教えてください!と言われても、こっちもウェブサイト全部把握なんてしてません。笑

この、「ウェブサイトにない質問」って本当はほとんどないと思います。だから、このアドバイスが本当に示唆するのは、「大学名 キーワード」で検索して一瞬では出てこない情報、または経験談について聞きましょうということです。

さすがに「学生数は?」とか「オーバリンは総合大学・リベラルアーツカレッジ・職業訓練校(専門学校)のどれですか?」(ちなみにこれ、実際に聞かれたことあります)は聞かないというのは前提として、ユニークな質問を聞かなきゃ!って構えすぎることはないんじゃないかなと思います。ウェブサイト載ってない情報って言われてしまうと、私なんか大学公式で参加した座談会とかインタビューとかも載ってるので、なんもないですってなっちゃいます。笑

 

  • 挑戦的な質問

これは1つ前の質問と少し関連していますが…自分をよく見せるためだけに難しい質問を聞く人、たまにいます。それから、挑戦的な質問もたまに見かけます。が、そういう場合って結構バレバレです。本当に聞きたい質問なら聞いていいと思いますが、ただ挑戦的な質問・難しい質問を聞きたいというのが目的だと、すぐわかります。

実際に聞かれた質問:

「大学の運営側の、5年前のゴールとそれが5年でどう変化したか、そして今のゴールはなんですか?またそれに向かって今何をしていますか?」

「大学の哲学と、実際にそれを運営はどのように体現していますか?」

などなど。特に最初の質問は、私に聞く質問ではないですね…どうしても大学の大きいゴールとか哲学が気になる場合は、学生としてどう感じているかを聞いたり、学生側が運営と話す機会はあると感じるかなどを聞くといいかなと思います!

 

  • 他大学との比較

これはアドミッションオフィスの人と話すときや大学公式イベントの時限定です。が、そういう場では、他大学の話はしてくれません!というか他大学の話はしないように言われています。(これ言っちゃって大丈夫かな…)

一応、大学に雇われてる立場上、他大学との比較は基本的にできません。なのでそういう質問は知り合いの先輩や、留フェロ等の、大学とは直接繋がっていない場で聞くことをおすすめします!

 

聞くべき質問

じゃあ聞くべき質問は?となるとまあ人それぞれだとは思いますが、何を聞けばいいかわからない人はここら辺を聞いておくと良いのでは?と思う質問です!

  • 大学の好きなところ・嫌いなところ

これは鉄板ですね。すごいよく聞かれます。でも聞いておいて損はないかと。結構大学の特徴とかは表れる質問だと思います!ただ、大学のスタッフ(学生スタッフ含め)はこの質問はみんな「綺麗な答え」があるので、特に嫌いなところは話半分で聞くくらいがいいかもしれません。

 

  • 好きな授業・教授について

大学での勉強の様子を聞くのにこれは結構良いと思います。授業の様子とか教授との関係性も垣間見えるのではないかなと思います。ちなみに私はこの質問されるといつまでも語れます。笑

相手が学生・卒業生ではなくスタッフの場合は、人気な授業は?とか、学生と教授の関係性について聞くのがいいかなと思います!

 

  • 教授・運営との関係性

避けるべき質問のところでも少し触れましたが、運営や教授がどう考えているかを聞くより、学生が教授や運営と気軽に話せる環境かを聞いたほうがいいのではないかなと思います。特に運営との関係性については私自身、受験生の時には全く考えていなかったです。が、いま、大学のdean(学長のすぐ下?大学のアカデミックを統括している方)とすごく仲良くさせていただいていたり、これはおかしいって思うことがあった時に上の人たちが聞いてくれる・改善しようと動いてくれるのは大きいなと実感しています。

 

  • 寮生活について

定番ではありますが、どんな寮があって、どんな雰囲気なのか、特に寮内のコミュニティ感やコミュニティ作りのために行われていることがあるか?を聞くと、結構大学ごとの違いが見えてくるのかもなと思います。寮がただ住むだけの場所なのか、住んでる人たちですごく交流があるのかも場所によりけりですしね。

 

  • 課外活動・イベントについて

「特徴的なイベントは?」「伝統的なイベントやプログラムは?」「課外活動の参加率は?」等々、よく聞かれますが、大学の雰囲気がよくわかるので、これは聞くべきだと思います!

 

番外編:アプリケーションと奨学金について

最後に番外編としてアプリケーションと奨学金について。鉄則として、アプリケーション・奨学金についての質問は基本的にフルタイムのスタッフに聞きましょう!

これらの情報は、実際に書類を見て選考するスタッフしか知らない情報も多いです。私は説明会もやるようになってから質問に答えられるように基本的なことは教えてもらいましたが、それでも答えられないことも多いです。

アプリケーションの必要事項や奨学金に関する情報は、毎年少しずつ変わります。絶対に先輩の言うことや、大学公式ウェブサイト以外のネット情報をあてにしないでください!!

最近も間違った情報(オーバリンの奨学金について)を紹介しているYouTubeのビデオを見つけたので、声を大にして言いたいです。必ず最新の情報を求めてください。また、現役学生に「どれくらい奨学金もらってますか?」と聞くのはほぼ意味がないと思ってください。

アメリカの大学の多くは家庭の経済状況に応じて奨学金額が変わります。1人1人条件が違うので、気になる場合はオフィスに直接問い合わせたり、どの大学もウェブサイトにnet price calculatorという、奨学金の予想額を出してくれるプログラムを載せることを義務付けられているので、それを使うといいと思います。

ちなみに、大学のアプリケーション・奨学金情報は、大学のウェブサイトにもかなりの情報が載っていると思います。留学生用で別のページに情報がまとまってる場合もあるので「大学名 international student application/financial aid」とかって検索すると出てくると思います。

オーバリンのはこちらから↓

www.oberlin.edu

www.oberlin.edu

 

というわけで、最後は少し強い口調になってしまいましたが、この記事が誰かの役に立てば嬉しいです!まあとはいえ質問するというのも緊張すると思いますし、一番は自分が聞きたいことを、相手の立場を考えた上で聞けば良いと思います。ただこれらに気をつけるといいよっていうのを書いてみました。参考になれば嬉しいです!

 

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田舎の大学のメリット・デメリット

こんにちは!授業1週目も真ん中まできました!

前回の記事で書いた通り、私の大学は、今年度、学期が1ヶ月ずれてしまい、あと3週間で秋学期終了です。で、この冬休み後3週間という微妙すぎる期間のためにキャンパスに戻ってくるのは金銭的に負担という学生がいることや、コロナの影響も考え、この期間の授業はリモート、または対面とリモートのハイブリッドになっています。というわけで1日の予定のほとんどがパソコンで済んでしまい、移動が減ってなんだか余裕のある日々を送っています(手をつけなきゃいけない課題はたくさんあるのですが…やる気がない。)

 

というわけで少し余裕のある日々を送っている私ですが、ここでど田舎と言われるオーバリンに通う私が思う、田舎の大学のメリット・デメリットについて書いていこうと思います。

 

 

オーバリンのロケーション

まずそもそもオーバリンってどこになるの?という人に。

オーバリンは、オハイオ州の北東部にあります。オハイオ州はアメリカ中西部の東の方にあり、アメリカの地図全体で見ると北東部に位置します。五大湖の近くで、実はカナダのトロントにはかなり近いです!

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アメリカの地図の中のオーバリン

オハイオ州と言われてピンとくる人も少ないかもしれません。昔は車の部品の工場などで栄えた地域ですが、その後アウトソーシングにより、どんどんと労働市場が縮小していった地域でもあります。オハイオに留学している、というと、大抵の人はなぜ??って聞きます。アメリカ人のオハイオ州のイメージはトウモロコシ畑。

そして実際に、大学のキャンパスから一歩出ればそこには壮大なトウモロコシ畑が広がっています。実は私はオーバリンがどこにあるのかもよくわからずにただただ大学自体に惹かれて進学を決めたのですが、今では田舎に留学してよかったと思っています!なのでよく聞かれる、田舎どうですか?に答えていきたいと思います。

 

田舎のメリット

  • 人が優しい

これは本当に大きいです。すれ違った知らない人でも笑顔で挨拶し合う環境は、都会にはないと思います。そういった人との触れ合いは大きなメリットかなと思います。

あとそれと関連して、近隣のお店もみんな優しいです。カフェで何時間居座っても怒られないし(というかくる人のほとんどが大学関係なのでみんな慣れてる)、レストランの店員さんと仲良くなったり、色々と気にかけてくれたり。

 

  • 近隣に住む教授が多い

周りに何もない分、大学の大学のある街に住んでいる教授も多いです。約9割の教授・スタッフがオーバリンの街に住んでいると言われています。

だから、散歩してたらばったり、なんてことも珍しくありません。教授の家に招かれたり、一緒にご飯を食べたりお茶したり。学長が近所のベーカリーにお金を払って、学生は10ドルまで無料、なんてキャンペーンが行われたり。教授のお子さんのベビーシッターや家庭教師を頼まれることも少なくありません。

 

  • 物価が安い

田舎のメリットの1つは物価が安いこと!周りに農家が多いのもあり、野菜や果物は農家の方から直接買うこともできます。夏にはファーマーズマーケットが開かれるのも、楽しみの一つ。

そして、家賃とかもとにかく安いです。夏に友達とシャアハウスをしていたのですが、家賃は1ヶ月で400ドル(5万円弱)でした。これが東・西海岸に行けば3倍とかするので、圧倒的にお得だと思います。

 

  • 誘惑が少ない

これは学生にとっては良いと個人的には思います。周りに誘惑がありません!笑

キャンパスの真横にダウンタウンがあり、一通りのものは揃いますが、あるのはレストラン10軒ほどとカフェ。あまり遊ぶ場所、というのはありません。だから必然的に勉強に集中できる環境になるのかなと思います。

 

  • キャンパス内の活動が充実する

これは1つ前の点と繋がっていて、私自身、受験の時には盲点だった部分なのですが、田舎の大学の場合、周りに行くところがあまりないので、週末でもみんながキャンパスに残ります。だから、キャンパス内のイベントや課外活動がすごく充実しています。住む場所もみんなキャンパス内または通りの向かい側、くらいの近さなので常にコミュニティーみんながキャンパスにいる、という感覚です。

その点、都会の大学だと、周りに色々あるから、みんながキャンパスにいる、集まるっていうのは少ないのではないかなと思います。キャンパスライフやコミュニティーを大事にしたい人には田舎の大学、おすすめです!

 

  • 治安が良い

これは本当に大事です。おすすめはしませんが、私は深夜2時すぎに一人で外を歩いたことも何度もあります。それができちゃうくらい、安全です。街自体がとっても安全なのに加え、小さいコミュニティーで警察等の人たちもすごく優しいのでそこも安心要素かなと思います。

 

田舎のデメリット

と良いことばかりずらずら書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。

  • アクセス

これは、何度悩まされたことか…オーバリンには公共交通機関が通っていません。

休みの始め・終わりには空港とキャンパス間を行き来するシャトルが出たり、毎週土曜の午後にはショッピングシャトルも出ているので、全く交通手段がないわけではありません。でも、ちょっと出たいな、という時の交通手段は車しかないので、運転ができない人は、車を持っている友達を見つけるしかありません。でも、乗せてもらうとなるとそれなりに気を使いますし、予定を合わせたり、、ってなると結構めんどくさいです。

Uber等の配車サービスは?と思った方。オーバリンほどの田舎になると、Uberのドライバーがそもそも近隣にほとんどいません。なので大抵30分〜1時間待ちます。買い物に行ったら、着いてすぐに帰りの車を探すレベルです。

 

  • 色々な施設・サービスが遠い

1つ前の点と被る部分もあるのですが、とにかく色々遠い!

買い物に関しては、一応、ダウンタウンのお店で最低限の日用品は揃います。が、ブランドや種類はあまり選べません。徒歩15分のところにCVS(アメリカ全土で展開しているドラッグストア)、20分のところにIGA(スーパー)もありますが、まあまあ遠い。生鮮食品はIGAが一番近いのですが、徒歩20分強って意外とあります。食品を運ぶとなると特に。そしてこの2つの店も、田舎なせいか?品揃えは…です。田舎の店!って思って行ったら結構あるじゃんってなるんですけど、品切れのことも多かったり。一回スパムが売り切れたら3週間くらい補充されないということがありました。スパムに限らず、こういうことが起きるんです。

日用品・食品等がきちんと揃っている店、となると一番近いのがWalmart(大型の店。日本で言うスーパーとホームセンターと電気屋さんをくっつけた感じです)になるのですが、徒歩50分!1回歩きましたが、歩道はないです。そして鹿が出ました。笑

大学から出てる週1のシャトルに乗るか誰かに乗せてもらうかなので滅多に行きません。

 

あと、最近困ったのが領事館が遠い。これはレアケースかもしれませんが、パスポート更新が必要になったんですね。で、日本のパスポート更新って直接自分で大使館・領事館に行かなければいけないのですが、オハイオ州には領事館がなく、ミシガン州デトロイトの総領事館の管轄になっています。デトロイトに行くには、まずオーバリンから車で30分かけてバス停に行き、長距離バスで3時間半。パスポートは大事とはいえ、そこまでするのか…ってなります。今までで一番、ボストン・NY・LAに留学してる友達たちが羨ましくなりました。笑

 

  • 買い物は基本的にオンライン

全てが遠い、となると買い物は必然的にオンラインになるんですね。特に服や靴はまずここでは手に入りません。なので、試着は基本的にできない。でもアメリカって返品天国なので返せるし、そこは私はあまり気にしてません。そもそもあまりショッピングをこっちでしないのもありますが…

あと、こっちのAmazonってすごい返品が簡単で、だから段々と私も気にしなくなってきました。こっちでの驚きの?Amazonの返品方法についてはまた書きますね!

 

まとめ

と言う感じでしょうか。なんだかんだでデメリット少なかったですね。

まあ田舎とはいえ車で40分で都会(クリーブランドというマイナー都市ではありますが…)に出られるし、普段は勉強や課外活動に忙しくてあまり気にならないかなと思います。が、私ショッピングできる環境じゃないと死んじゃうんですみたいな人には田舎の大学はおすすめしません。笑(コロナの影響もありますが、私がここ2年間でモールに行った回数はたったの2回です)

 

今回はこれで以上です!とりあえず学期末っぽくない学期末、頑張ります。

 

近所のカフェで買った朝ごはん。三が日から授業だった自分へのご褒美。これ2つで5ドルは安いのかな?

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明日から授業!とPCR検査

こんにちは!前回のブログで書いた目標の一つ、「目の前の勉強や仕事以外のことにも目を向ける」には、ブログを書くことも含まれています。というわけで今日も更新!

別に毎日投稿目指してるわけではないですが、また忙しくなって書けなくなる前に…と。

 

まだお正月気分?な2日目ですがなんと明日から授業です。三が日からって早すぎ、、って感じですが、今年度、大学のスケジュールが少し変なんです。

と言うのも、昨年度、オーバリンは3学期制にすることで、各学期にキャンパスにいる人数を減らす措置をとったんです。

(詳しくはこちらから)

ryooberlin.hatenablog.com

で、その3学期目が9月頭に終了したため、通常なら8月末または9月頭に始まる秋学期の開始日が1ヶ月後ろ倒しになり、そのまま学期全てが1ヶ月ずれるという謎スケジュールになっています。なので、冬休み(と言っても10日ほど)明けすぐから2週間授業、でファイナル、そしてやっと秋学期終了です。目の前に迫ったファイナルのことが気になってゆっくりできない冬休みだったのはとても残念でしたが、あと3週間、頑張るしかありません、、

 

前置きが長くなりましたが、明日から授業!と言うことでPCR検査を受けに行ってきました。

去年は毎月PCRが義務付けされていましたが、今年度はワクチンを接種していない人のみ、毎週の検査が義務付けられています。ワクチン接種済みの学生は基本的には検査はしていないです(症状が出た・濃厚接触者になった場合は別です)が、休み明けはみんな色々なところから戻ってくると言うことで検査が義務付けられています。

なので9月ぶりの検査!だったのですが、今回、激混みでとにかく大変でした。

 

そもそも、1月3日に授業開始で、冬休みに残らなかった人たち(留学生以外は基本的に残れません)の入寮時間が1月2日正午以降。で、検査時間が2日の13時から18時って無理がありますよね…検査はこの後、平日にも受けられるのですが、戻ってきてすぐ受けてくださいって言われてるし、明日から授業だから基本的にみんな今日戻ってくるわけです。

私は、遅い時間に戻ってくる人たちが多いことを想定して13時に行ったのですが、それでも建物の外まで列が伸びていました。結局検査終わって建物を出たのは14時15分!ただ印象としては、検査自体より、その前の書類確認に時間がかかっていたみたいです。

 

ちなみに、私たちが検査終わって出てきた時にはさらに列が伸びていました。と言うのが以下の写真です。私たちは外にいた時間は15分程度だったのですが、この人たちは計2時間くらいかかるのでは…しかも見えにくいですが雪が降ってて極寒でした。

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なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、大学が色々とリソースを投入して、できる限りキャンパスを安全な場所にしようと努力してくれているのには非常に感謝しています。

 

ちなみに検査が終わった後は友達と勉強して、食堂でご飯をもらってきました。12月のオミクロン株の影響により、キャンパスでも感染拡大していたため、今は食堂のご飯は全てgrab-and-go、持ち帰りのみになっています。今日のメニューはエビフライとかちゃんと味付けされた(!)チキンとか、結構美味しかったです。盛り方雑なのは気にしないでください。

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と言うわけで明日から授業頑張ってきます!なんのブログなんだかっていう記事でしたが、大学のPCR検査事情?でした。

 

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あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

久しぶりのブログ…大学生活が忙しく、というのはほぼ言い訳で、なんか気持ちがこちらに向かず、長い間書けずにいました。発信する、っていうこともそうだし、日本語で綴るということに、自分自身でたくさんのハードルをつけてしまっていた気がします。

 

2021年の私は、ある意味、動きのない年でした。ここ7年ほど(もっとかも?)では初めて飛行機に乗らなかった1年。それを言うなら電車も乗ってないし、車に乗ったのだって片手で数えられるほどです。だから、ほとんど徒歩で移動できる範囲で過ごしていました。

でも、じゃあ何もしなかったか、と言われるとそれは違う気がします。大晦日に1年を振り返って2021年にやったこと、新たに始めたことをリスト化したら、むしろ今までより多かったです。学内でついたポジションもあれば、学外で参加したコミュニティーやつながった人もあって、今まで以上に色々してたんだなって。ただ、特に2021年前半は自分の部屋にいることが多くて、対面で人に会えてなかったから、それを実感するのも難しかったみたいです。

 

具体的に何をやっていたのか、はここでは書きませんが、(後日書くかもしれません)そうやって振り返る時間を取れてよかったなと思うし、この1年で出会えたみなさんにはすごく感謝しています。日々遊ぶ友達はあまりいない1年でしたが、何かあった時に頼れる人がたくさんできた1年だったと思います。

 

2022年の目標は

  • 動きのある1年にする
  • 社会人1年目としての自立
  • 健康・見た目に気を遣う
  • 目の前の学業・仕事以外にも目を向ける
  • 小さいタスクは早めに片付ける

です!そしてブログの更新頻度を上げたいです。ありがたいことに、オーバリンを受験している高校生からブログ読みました!って言っていただくことが増えたので、ちゃんと大学の日常などもお届けしたいと思います。

 

と言うわけで今日は以上です!また早めに戻ってきます!

 

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自分と向き合うこと。

新学期1週目。今日、私は授業を一つ落とす決意をしました。

 

アメリカの他の多くの大学でもそうであるように、オーバリンでは、新学期最初の10日ほどはadd/drop periodと呼ばれ、興味のある授業に行ってみてスケジュールに "add" 追加したり、逆にこれは違うなと思う授業があったら "drop" 落としたりできます。

 

ただ、私、このシステムをあまり活用する方ではありません。履修登録時にある程度考えて登録しているということや、専攻が経済と数学ということで授業のとる順番やオプションがかなり決まっていることもあります。でもそれ以上にあるのが、授業は目一杯取らなきゃ、たくさんとって自分を追い込んで頑張らなきゃ、という無意識な思いでした。

 

だから、授業を追加することはあっても、決して落とさない。私の周りには、同じような、いや私以上の野心家ばかりで、みんな毎学期、大学で許されたマックスの単位数をとっています。それにつられて、いつもマックスで私もとってきました。

 

そんな私が今回、自分のスケジュールとの向き合い方を見直したのは、昨年の終わり頃から自分のメンタルヘルスに向き合う、ということを少しずつするようになってきたからでした。

 

アメリカに来てびっくりしたことの一つが、カウンセリングや、精神面の健康を保つ、ということが日常の会話で多く出てくるということです。授業内のディスカッションで「自分のセラピストが〜」と発言する学生の多いこと。何かあったときに、「カウンセリングに行けば?」と勧めてくる人がいること。まだメンタルヘルスにスティグマ(よくないイメージ)のある日本ではありえないことだと思います。実際、最初の頃は気軽にカウンセリングを他人に勧める人たちを見てはびっくりしていました。

 

 

そんな環境でも、私は自分の精神状態に関する会話を意識的に避けてきたように思います。なんとなく自分の中で、「弱さ」を見せることはいけないこと、何事も頑張り抜かなければいけない、と信じ込んでいたからだと思います。

 

そんな私がきちんと自分のメンタルヘルスに向き合うようになったのが、秋学期の後半でした。2020年、コロナ禍で落ち込んだり、うまくいかなかった人も多くいたと思います。私もその1人で、寮生活という環境、他人とのつながりの薄さ、多くの制限、積み重なる仕事やタスク、就活、先の見えない将来のこと…と多くの悩みを溜めてしまっていました。

ありがたいことに私を支えてくれる人たちは大学にたくさんいて、特に1年生の頃からお世話になっている教授兼アドバイザー兼メンターみたいな方とは、何度も電話したりテキストしたりして、様々な場面でサポートをしてもらっています。

 

その方とは定期的に(少なくとも月に1回、多い時は週に1回)話すのですが、昨年の秋、非常に多くの仕事ややらなければいけないことを抱え、切り替えがうまくできない、常に画面上で「作った自分」でいるのがつらい、という話をしたときに、カウンセリングセンターを利用してみたら?と言われました。上述したように私は「カウンセリング」と聞くと何か精神疾患を抱えている人のため、という印象があり、つらくても無理やり乗り越えなければ、という根性論に囚われていました。でも、その時の状況が自分にとってつらいものであったこと、そして信頼する教授からのアドバイスだったということもあり、意を決して電話をしました。

 

実は私は1年生の頃にも1度大学のカウンセリングセンターを利用したことがあったのですが、あまり良い思い出がありませんでした。でも、今回カウンセラーさんとの相性も良く、10月末に始めて、その後隔週で会い続け、今も続けています。

内容としては自分に優しくすることや、コミットメントを増やしすぎてしまうことなど、その時その時に悩んでいることについて話しています。詳しい内容等は書きませんが、自分の思考の癖に気付いたり、様々な物事に対して違う見方を持てるようになったり、と少しずつですが変化を感じてきました。そして、定期的に自分と向き合う時間が取れること、ジャッジメントなしで自分の話を聞いてくれる人がいること。この環境下だからこそより、こうして会話する場がある大切さを実感しています。

 

そして、そうやって自分と向き合ってきたからこそ、今学期始まって早々に忙しさとストレスに襲われた時に、「頑張り抜く」のではなく、どうしたら健康的に切り抜けられるのかを考えることができました。さらに、授業を落とした時に今までだったら感じていただろう罪悪感を感じることなく、むしろ自分と向き合えてる、ケアできてる、と嬉しくなりました。

 

まだまだ日本では「カウンセリングに行く」という行為が身近ではない人も多いのではないかと思います。実際、私もこの記事を公開するか迷いました。でも、自分の精神面の健康は身体の健康と同じくらい大切で、人間らしい生活には欠かせないものです。

アメリカでは、カウンセリングはとても身近で、気軽なものです。今は日本でもオンラインカウンセリングも増えているので、少しずつアクセスはしやすくなっているのかなと思います。私も、大学で無料でカウンセリングを受けられる環境に感謝しながら、自分と向き合おうと思います。

2020→2021 1年の振り返りとこれから

あけましておめでとうございます!

2020年、後半はほとんどブログを更新しないまま年が明けてしまいました。そして1月に入ってからは、ほぼフルタイムで働いているため、仕事に追われてなかなかブログに手がつかず、、でも折角なので、1年の振り返りをしたいと思います!

 

ちなみにアメリカでは、年末年始、祝日なのは1月1日のみ。今年は2日・3日が土日と言う良いスケジュールだったので仕事始めは4日でしたが、そうでなかったらもっと早かったのでしょう。

今月は授業がないのですが、その分キャンパス内でいくつかお仕事をしていて、ほぼフルタイムで働いているので結構忙しいです!そのことはまた書きます。

 

というわけで振り返りいきます!

 

1月!

1月は、2020年で唯一、日本にいた月でした。徐々にコロナに関するニュースが出てきてはいたものの、まだあまり大きくはなっていなかった時期でしたよね。

個人的には日本でプロジェクトをやりながら自分と向き合ったり、家族でジブリ美術館やディズニーシーに行ったりすごく充実していた月でした。懐かしい… 今の生活からはちょっと想像つかない日々です。

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大好きなジブリ美術館!次はいつ行けるかな

 2月!

オーバリンに戻ってきて、まだ普通に対面で授業していた月。懐かしいです…

その後が激動すぎてこの月の記憶がほとんどありません。

 

3月!

前半は特に大きな出来事はなかったですが、将来について深く考えるようになりました。大学でとても信頼している教授と話して、学内で良いアドバイスをくれそうなかたを紹介してもらったり。

そして3月半ばにオハイオ州でコロナの感染が確認され、休校→オンラインに。あの1週間は大学がひっくり返るんじゃないかと思うほどの騒ぎでした。

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スーパーの棚が空になってびっくりしたなあ

4月!

オンライン授業と仕事に追われていました。なかなか日本に帰るかこっちに残るかの決断がつかなくて揺れてました。その間中、相談に乗ってくれて話を聞いてくださった教授には感謝しかありません。

 

5月!

期末試験と夏の間のお家探しに奔走していて記憶があまりありません。笑

最後の1週間は落ち着いてたのはよく覚えています。

 

6・7月!

この2ヶ月はとにかく仕事な日々。教授のリサーチアシスタント、キャンパスのツアーガイド、そして留フェロの新規事業オンラインカレッジの運営を日々やっていました。

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SNSにあひる!って載せたらあひるじゃない!って総ツッコミされた写真。

8月!

変わらず仕事の日々でしたが、1ヶ月間、オンラインで大学の新入生オリエンテーションがあり、15人のグループを担当するメンターをしていました。zoomで最初はみんなすごく静かでどうしようかと思いましたが、最後にはとても温かいコミュニティになって嬉しかったです。

 

9・10月!

ここら辺の記憶が曖昧です。授業と仕事をひたすらやってたのかな??秋のキャンパスは1年で一番好きかもしれないくらい綺麗です!!

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あとは就活してました。これはブログに書こうと思って下書きしてるのでまた更新します!

 

11月!

中間試験に追われていたのと、留フェロのオンラインカレッジが再開したので結構忙しかったです。とにかく寝てなかった。

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あとは、キャンパスの名物で見れたらラッキーと言われているalbino squirrel、アルビノりすを何回か見れました!!一年生の頃に見たことはあったのですが、こんなにじっくり見て写真撮れたのは初めてだったので嬉しかったです。

 

で12月!

期末試験と仕事の日々でした。こうやって書くととにかく勉強と仕事漬けだったみたいです。まあコロナの影響で人と会う機会が激減し、それに伴ってみんなで集まるクラブ活動等は大きく制限されてしまったので…

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キャンパスとその周辺の景色を写真にうまく収めるのがすごく好きです。というかそれくらいしか散歩のモチベーションがありません…

 

こんな感じでしょうか。2020年は1人で過ごすことがとても多くて、大変なこともあったけど、色々と考えることが多かったです。そして、周りのサポートを改めて感じた1年でした。

もう2021年も1ヶ月が過ぎようとしていますが、2020年より充実した1年にできるように頑張ります!